
1976年 Beyond Expression
オランダで1970年代中盤に活躍した、プログレッシヴ・ロック・グループ、フィンチ。75年から3年間、1枚ずつアルバムを発表している。作曲は殆どがギターのヨープ・ヴァン・ニムヴェーゲン。ヘヴィなギターもあり、泣きのフレーズもあり、 ギターのメロディはわかりやすく美しい 。全曲インストゥル・メンタルである。圧倒的な存在感を持つギター、そしてオルガン・メロトロン・シンセサイザー・ピアノがシンフォニックさを演出している。FINCHの活動は、1966~1992年に活動した Q65 (YouTUBE LIVE映像)というバンドとダブる。Q65はR&R、ブルース・ロック、サイケ・ポップを基調とする楽曲で、これといって特徴のあるバンドではないらしい。Q65にはいずれの時期にもFINCHのメンバーが在籍しており、多い時はオリジナルメンバーのうち3人が在籍。Q65の休止期間に、FINCHが存在したと推察される。ただ、これだけ長く活動しているQ65、オランダでは有名なグループなんだろうな。さらにベーシストのペーター・ヴィックはFONTESSAというバンドにかかわっており、73~78年に少なくても2枚のアルバムを発売している。
FINCHはBrand X同様、ギターを中心にしたセッション・グループが発展したものかもしれない。
1975年 1st 「Glory Of The Inner Force」
1976年 2nd 「Beyond Expression」
1977年 3rd 「Galleons Of Passion」
1976年 2nd 「Beyond Expression」
1977年 3rd 「Galleons Of Passion」
一般的に最高傑作と呼ばれているのが3rdである。しかしそれは技術的な完成度であり、全体的にジャズ色が強まったアルバムとも言われている。大作志向、そしてドラマチックな演奏が素晴らしい2nd 「Beyond Expression」 、 オランダにはFOCUS がいたが、71年発表の代表作「Moving Waves」を凌ぐアルバムだと思う。
1.A Passion Condensed 20:05
2.Scar On The Ego 8:51
3.Beyond The Bizarre 14:24
2.Scar On The Ego 8:51
3.Beyond The Bizarre 14:24
1stアルバムではギターフレーズが押し捲っていたが、この2ndでは押し引きが充実した、と言われている。全編通してのへヴィーでもあり泣きでもあるギターが最大の聴き所。アクセントをつけるシンセサイザーや3曲目の6分あたりから美しいピアノ・ソロがあったりと、ドラマチックさを演出するキーボードワークも聴き所。
このアルバムのエンディング、伸びやかなギターがとても印象的。とてもわかり易いメロディで一度聴いたら忘れられない、感動のラストである。
動画は動きません。
動画は動きません。
順序は逆になるが、アルバム一曲目のスタート、圧倒的なパワーで押し捲るギターでスタートする。20分以上の大作で最初からトップギアである。
動画は動きません。
動画は動きません。
メンバーは4人。1st2ndは不動だったが、3rdでKeyとdsが交替。4人編成は変わらない。
ヨープ・ヴァン・ニムヴェーゲン Joop Van Nimwegen(G)
クレーム・データメイヤー Cleem Determeijer(Key)
ペーター・ヴィンク Peter Vink(B)
ベール・クラッセ Beer Klaasse(Ds)
クレーム・データメイヤー Cleem Determeijer(Key)
ペーター・ヴィンク Peter Vink(B)
ベール・クラッセ Beer Klaasse(Ds)