Paolo Rustichelli & Carlo Bordini (パオロ・ルスティケ | pulsar21

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       1973 「OPERA PRIMA (オペラ・プリマ) 」

SGTさんのブログで、このグループを取り上げていました。イタリアン・ロックをメインにしている自分のブログでも取り上げないわけにはいきません(笑)

素晴らしいアルバムなのです!

このジャケットの写真は一度見たら忘れられない。おじさんが子供を抱っこしている・・・けど、裸でいる必要はあったのだろうか。愛好家の人達には別の意味で貴重な写真かもしれない。高崎線始発駅「上○」東口には、その手のお店が多い。自分はその趣向がないが、先の事はわかりませんからね。

キーボードのパオロ・ルスティケッリは音楽一家に生まれた。母は オペラ歌手 、父は 作曲家 として数多くのサントラを手がけた。例えば74年に公開された「そして誰もいなくなった」は父の担当作品だった。お姉さんは数々の映画に出演する ベテラン女優 、音楽活動をするための環境は整っていた。

   1.誕生 Nativita
   2.イカロス Icaro
   3.愛しい妹 Dolce Sorella
   4.犬 Un Cane
   5.朝の目覚め E Svegliarsi in un Giorno
   6.カメランディア Cammellandia

   (1と6はインストゥルメンタル)

1曲目の「誕生」から圧倒される。アコースティック・ピアノと歪んだオルガンが、アップテンポのリズムで迫ってくる。一旦おさまると、ピアノのリズムに導かれ、ゆったりとしたメロトロンが現われる。
 動画は動きません。

キーボードとドラムのデュオ編成 なので、ベースはシンセサイザーで代用している。ボルディーニのドラムは縁の下の力持ち、ルスティケッリが演奏する鍵盤楽器の洪水である。そして 美しいとはいえないルスティケッリのヴォーカル 。喉の奥から振り絞るようなイタリア語の歌声が強烈なインパクトを与えており、このバンドの音楽になくてはならない存在となっている。

このアルバムが ルスティケッリ 10代の時 に制作されたというのだから驚きます。こんなグループが 高校の学園祭に登場 したら、他のバンドは演奏できなくなってしまうのではないか。

このアルバムが発売されたのが1973年。結局この1枚で解散してしまう。翌74年にはゴブリンの別プロジェクトである チェリーファイブ に、 カルロ・ボルディーニは参加 する。チェリーファイブはゴブリンが売れた事により1枚のアルバムだけで解散する。その後のボルディーニの活動についてはよくわからない。
GOBLIN 過去記事 ( CHERRY FIVE に触れている )
THE PICTURE OF DORIAN GREY
 動画は動きません。

ルスティケッリ はその後セッション・ミュージシャンとして活躍。映画音楽の仕事で渡米するうちに カルロス・サンタナ と接触するようになった。1990年に発表されたサンタナの通算15作目 「スピリッツ・ダンシング」 にプロデューサー、キーボーディストとして参加、「フルムーン」という曲も提供している。1996年にはソロ・アルバム「ミスティック・マン」を発売。 サンタナ がエクゼクティヴ・プロデューサを務め、 マイルス・デイビス が生前に残した演奏、 サンタナ のギター、 ハービー・ハンコック のキーボード、 ルスティケッリ のヴォーカルとキーボード、ジャズ寄りの演奏が行われている。

ルスティケッリ&ボルディーニ、2人だけのグループ存続には、色々と葛藤があったのだと思う。そして当時は10代の若者、他に夢もあったのだと思う。でももっと音を聴いてみたかったグループである。
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