100歳過ぎても元気に歩こう、という目標をこの「二杖なんば道」に掲げている。
でもそれは、決して若さを「保とう」ということではない。
70歳には70歳の、100歳には100歳の肉体があるのだとおもう。
10代、20代、40代と考えればそう思う。
60歳、65歳、68歳と過ごしてきて身体は衰えてゆくし、周りを見ても皆そうだ。
個人差はあるが、皆、等しく加齢の道を下っている。
しかし、このなんばウォーキングを継続的に行うようになって二ヶ月半の地点に到達した視界が広がっている。
それは、鍛えることには効果があるという手応えだ。
年齢、健康状態、天候など左右されるが「毎日」という課題を設定しているので九割九分守ってこれたので、よい効果を上げることができていると思う。
歳とともに衰えるのは体力ではなく気力なのではないか、「歳だからしょうがない」という思考が核となって肉体の衰えを加速してしまっているように感じる。
だからそんなことは忘れて、今を精一杯歩こう。