3日前の夜に3歳になる娘が38.0の熱を出した。


咳も始めた。


鼻も詰まっているせいか

いつもは1度寝たら朝まで起きない娘も、1時間に1回くらい起きて


朝を迎える時にはチィちゃんは寝不足になっていた。


仕事をしている人に1時間に1回起こしてしまったのは本当に申し訳ないと思うが


オレも1度寝ると朝まで起きることは無いんだよなぁ…





そして朝日が登る。





明日の朝になって熱が下がらないようなら病院連れて行こうと思っていたが


朝の段階で37.8度。

咳もしている。



チィちゃんが仕事に向かってから


リンちゃんを連れて野月小児科に連れて行った。


3歳にして初めてかかりつけ医は野月小児科になった。



診察券はないから保険証を出すと、お熱を測ってくださいと体温計を渡され


リンちゃんの体温を測ると



36.6度。



待て!



もう1回測ろう。



36.7度。



平熱じゃないか…



そういや顔色も悪くない。



それでも咳はしている訳だし見てもらおう。




……………………



そして診察室から声がかかって


オレとリンちゃんは診察室に向かう。





そうすると


「あれ?もしかしてカズキ君?久しぶりだねぇ」



っと言われ



「誰でしたっけ?」


っと聞けば良いものを、突然の出来事に人見知りモードが炸裂し



「あっ…どうも…」


っと言って終わってしまった。




誰だったんだろう?とモヤっとして終わる感じが残るくらいなら誰なのか聞けば良かったと本気で思う…






っというかリンちゃん!!!



先生の前に行った瞬間にシャキ!っとしちゃって熱は無いし、咳は1度もしないし、言うことは聞くし



優等生の健康児になっている(¯―¯٥)



ボケ老人が先生の前に行った瞬間にチャキチャキしちゃう感じと似ているだろうかw




オレが必死に症状を説明して、簡単なお薬をもらって帰ることになった。



まぁ~元気なら良いかぁ…


っと思って帰るともちろん咳はするし熱も出てきた。



夜になると39.0度になっている。


昼は熱がなかったから解熱剤はもらっていない。



それでもお薬はもらったから


お薬は飲んでもらおう。



っと思って飲ませたら

1口飲んで、とてつもなく抵抗を始めた。



それでも飲ませようとする親。



泣き始める娘。



それでも飲ませようとする親。




ギャン泣きを始める娘。




参ったな…



よし!


水に溶かして飲ませよう。




水に溶かしてリンちゃんに飲ませようとしたら



「お父しゃん!これお薬入ってる(;´༎ຶ۝༎ຶ`)アァァァァアアア」



やっぱりバレた…(˙꒳​˙ )͟͟͞͞ =




水はダメだな…



ジュースに混ぜよう…


野菜ジュースがあったから野菜ジュースに混ぜて飲ませようとしたら



やっぱりバレた…



次はヨーグルトに混ぜた(๑•̀ㅂ•́)و✧



これならイけるだろ!!!




1口食べて横を向くリンちゃん


「ヨーグルトもういらない…」




………バレたか?




よし!「お薬のめたね」というゼリーが世の中にはあるじゃないか!!!



それでチャレンジしよう。



っということで買ってきてチャレンジしたが



その時には、親の出すもの全てに疑いを持つ娘になってしまった。


水すら手を付けない…



それでもリンちゃんの熱はあるし咳はしてるし、直すために飲ませようと思ってがんばってると



ブルブル怯えて逃げながら泣くようになってしまった。





なんかその様子を見てると


イジメしているみたいで、

自分が嫌になってきた(¯―¯٥)




もう良いや…



熱が出るようなら、もう1度来てくださいと言われていたので


次の日も同じ病院に行った。




薬を飲まない話をしたら、


お尻から入れる解熱剤をもらえることになって


座薬をもらってきた。





帰ってきてから座薬を入れたら


効果てきめん!


39.0度あった熱が1時間後には36.5度。


お薬ってスゴいなぁ( 。∀ ゚).。இ




それにしても子供にお薬を飲ますのが

こんなにも大変だったとは😰





嫌がる子が泣こうがわめこうが黙らせてでも無理矢理飲ますのが

子を思う親として正しいのか



もう少し話が通じるようになったらまた違うんだろうけど


今は強引に事を進めようとすると

ガクブル状態になってしまって


こんな事で嫌いになられたくないというオレの気持ちもある…




リンちゃんが寝る前に「今日はごめんね…」と何回も言った。







今日は朝になって熱も下がって


キャッキャした笑顔でいつも通りに来てくれた。




とりあえず



リンちゃんに対して

申し訳ない事をした様なモヤっとした気持ちは



リンちゃんのいつもの笑顔に救われた。