スポニチアネックス [5/26 06:02]
【G1ドキュメント=25日】ダービー・ウイークのトレセンはピンと張り詰めた独特の雰囲気が漂う。ダービーは特別。柏原は今年もそんなフレーズをよく耳にした。マイスタイルで臨む昆師は08年にディープスカイでダービー制覇。07年ローレルゲレイロ13着、10年ヒルノダムール9着と合わせて4度目の出走になる。
「ローレルゲレイロを使わせてもらって、その経験を翌年のディープスカイに生かせた。そういう経験を忘れず蓄積していくことが大事。以前はG1に使うだけでドキドキしていたけど今は緊張しなくなった」
前走・皐月賞は16着。勝ち時計1分57秒8の超高速決着で苦戦を強いられた。「前走でこの馬の欠点が見えた。速い時計への対応が課題」と昆師。あの敗戦をバネにしてクラシック第2ラウンドで巻き返しを図る。
追い切りは横山典がまたがった先週のCWコース併走でビッシリ負荷をかけて前日の最終追い切りはしまい重点でサッと。全て予定通り。「今週は併走馬に合わせただけ。現時点では間違いなく最高の状態」と力を込める。やるべきことはキッチリできている。改めて意気込みを伝えた。
「ジャパンCとか有馬記念も凄いけど、やっぱりダービーは一番獲りたいレース。どの国もダービーはそれだけ価値があるし、ヒルノダムールでフランスに行ったときも日本のダービー・トレーナーだと認識してもらっていたからね。巡り合わせもあるし、なかなか思い通りにいかないけど、またディープスカイのような馬を育てないと…と毎年、思っている」
どれだけ出たいと願っても18頭しかゲートインできない。
厩舎の歴史を築いた先輩3頭に続いて大舞台へ。同世代のライバルに真正面からぶつかっていく。
07年のローレルゲレイロ(13着)は、その後、09年高松宮記念(G1)、同年スプリンターズS(G1)を制覇。08・09年香港スプリント(G1)に2度出走(結果は8着・13着)、10年ドバイゴールデンシャヒーン(G1)にも挑戦(結果は4着)した日本競馬が誇る名スプリンターとなりました。
08年のディープスカイは、史上2頭目となる変則2冠を達成。その後、08年天皇賞・秋(3着)、同年ジャパンC(2着)、09年安田記念(2着)、同年宝塚記念(3着)と大活躍。今年のダービーに出走するクリンチャーの父でもあります。
10年のヒルノダムール(9着)は、その後、11年天皇賞・春を制覇。同年フォワ賞・仏(G2)2着を足掛かりに凱旋門賞にも挑戦(結果は10着)しました。現在、産駒は少頭数ではあるものの、デビューしております。
ダービーに出走するのも凄い事ですが、その後の活躍も凄かったですね。
マイスタイルは、人気は底々だと思いますが、ダービー2勝の横山典騎手が手綱を取りますし、枠(2枠3番)も良いですから、個人的には最も警戒しています。