スポニチアネックス [5/17 06:01]
92、93年の安田記念を優勝したヤマニンゼファーが16日、けい養先の北海道新冠町・錦岡牧場で老衰のため死んだ。29歳だった。09年に種牡馬生活を終えた後は功労馬として、生まれ故郷の同牧場で余生を送っていたが、この日朝、静かに息を引き取った。同牧場の引木晶則氏は「前日まで変わった様子もなく、驚いている。今年の冬に一時体調を崩して見学を制限したが、最近は落ち着いていた」と語った。
93年には天皇賞・秋も制し、JRA賞最優秀4歳以上牡馬、最優秀短距離馬、最優秀父内国産馬(現在廃止)の3タイトルを獲得。94年に北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入りし、サンフォードシチー(00年武蔵野S、00年JCダート2着)などを送り出した。
引木氏は「(種牡馬を)引退してからも毎年、たくさんのファンの方があいに来てくれた。晩年はファンの方に自分から寄っていくような愛想のいいところもあった」と功労馬をしのんでいた。
▼栗田博憲調教師 思い出深い馬です。ガラス細工のような馬で、どういうふうにやっていけばいいかなど、いろいろなことを教えてくれた。
▼柴田善臣 (93年安田記念、天皇賞・秋で優勝)いろいろ教えてもらったし、今の自分があるのは、この馬のおかげです。
▼田中勝春 (92年安田記念で優勝)ヤマニンゼファーは僕にG1を初めて勝たせてくれた思い出深い馬。素直で従順、並んで抜かせない根性もある凄い馬だった。
◆ヤマニンゼファー 父ニホンピロウイナー 母ヤマニンポリシー(母の父ブラッシンググルーム) 91年、美浦・栗田博厩舎所属でデビュー 通算20戦8勝 重賞は安田記念(92、93年)、天皇賞・秋(93年)、京王杯SC(同)の4勝 馬主・土井肇氏 生産者・北海道新冠町の錦岡牧場。
過去に活躍した中でも、スプリントからマイルまで走る馬はいましたけど、中距離まで対応したのは凄い事ですし、何年経ってもファンから愛され続けて、やはり名馬だなと思いました。
29歳、大往生でしたね。
長い間本当にお疲れ様でした。
どうぞ安らかに。