女とは、男とは、こういうものだ。
30過ぎたらなんとか、結婚するならどうこう、ごちゃごちゃごちゃごちゃ…
うるせぇや!と思うわけです。
自分の服装や見た目にとってもこだわりがあるかというと多分そうでもなく。
でも埋没することがこわいんで、OL風ファッションみたいなのは絶対に嫌。
みんな同じに見えるからです。ギャルも。
どちらかというと『なりたくないもの』にこだわりがあるのかな。
流行りものは買わない主義。
服が被ると凹みます。
私は女の服装をしようと決意した瞬間があって、それは男性とお付き合いしたとき、相手が女らしさをどんなに重要視してるか知ったからです。
それまでは男の格好を好んでしてました。
どれくらいのレベルかというと、制服無視してズボン履くくらいです。
相当です。服装倒錯です。
どっちか決めなきゃいけないなら、まぁ女になってもいいか。
このへんの感覚がすでにおかしいのかもしれませんが、私は性別は、選べるものだと思ってるわけです。
体のは選べないけど、どっちとして、生きていくかは選べる。
体と逆をとれば苦労はするだろうけど。
まぁ、そんなわけで私は男がすきみたいだし、男の格好だと面倒も増えてきたし、女になるべかー。
と、とりあえず服装を直していきました。
そこから、第二の壁、化粧がありました。
嫌悪感!半端なかったです。
髪を伸ばすことも。
女らしさ、常識、化粧くらい…
そんな言葉に自分を曲げる私ではありません←
スッピンで通しました。
そのせいかわかりませんが男にもふられました。
でも化粧できないと現場で困ったりとか。
慣れないとどうしても化粧した顔がへんで。
で、仕方なく覚えたわけです。
でも化粧すると褒められたので、いい気になりました。
このへんから下着も、無地よりもレースとかついてるやつを選ぶようになりました。
かわいいねと言われるのは楽しかったし、ちょっとモテたりして、まぁおだてられて。
そうこうして、だいぶ女みたいになってきました。
スカートだって履くし、ヒールのある靴も持ってるし、去年なんかプール行くっていうからビキニ買ったんだぜ!すごい。
このビキニについてはちょっとした事件がありますが、それはまた次の機会に。
髪はロングに飽きたのでまたショートカットに戻ってますが、今現在、私は女にしか見えないと思うし、そのジャンルで間違いないと思います。
そして、一生の課題というか、直す気もないのですがつきまとうであろう問題が、中身。
やっぱりどうしても、難しい。
女らしい振る舞い、女らしい言動、女らしい気遣い。
素敵だと思います。
女性特有の美しさとかも、わかるつもりです。
ただ、それを武器にはしたくないのです。
これは単なる美学です。
最終的に人間同士、男か女かはやっぱり関係なくなると思う。
求められるときはあります。
馬鹿馬鹿しいなと心の底から思います。
素敵な人間だからという動機で同じことをすることはあっても。
だから親切心は別。
向こうの人料理とりにくいだろうから取り分けよう、は、やったりします。
それは女子力ではないんだ私の中で。人間力とでも言うべきか…。
みんな手が届くのに女がそれをやって差し上げるのが当然なのはわからないのです。ちなみに私は年下がやるべきとも思いません。
体育会系じゃないせいかもね。
一生反発し続けるポイントかもしれません。
尊敬し合うこととか、相手の考え方を知ることとか、それが一番で、その考え方が女らしいかそうでないかとか、問題じゃないと思うんだ。
自分らしいこと、そして人間として認めてもらえること。
女という付加価値なしに、評価されるひとでありたい。
年齢や性別は単なる情報でしかないよ。
Android携帯からの投稿