「国宝」が良すぎて2度目観て来てしまいました
以前、ディズニーのリメンバーミーに感動して6回観た記録を更新しそうな予感
他の映画ではそんなこと全然ないんですよー。
ただただ感動し、自分の心に素直になった結果です。
鑑賞中は「国宝」の世界に入れるような気がしてしまう。
あぁ、ずっと余韻に浸りたい。
作品に出会えて良かった
原作本も早速注文してしまいました。
それでは余韻に浸らせていただきます
毎度のことですが、下手な文章で申し訳ありません。感情昂ってて、きっと輪をかけて順不同な文章かと思いますのでご了承ください
※↓ネタバレ注意※
すごくざっくりストーリーを説明すると
極道の家に生まれた主人公が父親の死を経て、名門歌舞伎の家に引き取られ、そこの跡取りと歌舞伎を通じて高めあい成長し、歌舞伎一族の血を持たない主人公の方がのしあがり人間国宝となる。その生涯のお話。
(ざっくり)
全てが完璧な作品です
私の中ではカンヌのパルムドールもアカデミー賞も総なめ間違いない作品です
どこをとっても完璧で全てが感動ですが、中でも忘れたくないシーンを綴らせてください。
最初から行きますね
主人公喜久雄(黒川想矢)が15歳の頃、父親率いるヤクザの組の新年会の場でお遊び感覚で披露した女形がすごく美しく、たまたま興行のため長崎へ来ていた大物歌舞伎役者半次郎(渡辺謙)の目にとまるのですが、ヤクザの抗争が始まり、一瞬で歌舞伎役者としての才能を見抜いた半次郎は必死で喜久雄を守ります。
父(永瀬正敏)は、長男喜久雄の目前で刀を振り翳し相手を刺し殺しますが、その末報復され銃を撃たれその場に倒れ死にます。
その夜は暖地の長崎には珍しくシンシンと雪が降っていました。
感動ポイント1
父の死を目にした喜久雄の表情が素晴らしい。
この子は何を見ているのだろう?
何を思って何が見えているのだろう?
無言で次のシーンに映ることが多く、それがすごく良かった。
想像力を掻き立てられ、まるで本を読んでる気分になりました。
まだ15歳の喜久雄は父の背中の刺青に憧れていました。
自分も父のように刺青を彫りたいと思うのは、ヤクザ者の父の血を引くサガなのか。
父は喜久雄に自分の死に様を見せ付けて逝きました。
任侠一家の生き様を。
父役の永瀬さんも貫禄が出て来てハマり役でした!
この映画は3時間もあるのですが、あっという間に感じるくらい飽きさせないストーリーでした。
1人の男の生涯を描いているので逆に3時間では短過ぎる筈ですが、展開が無駄な要素がなく、完璧すぎて怖いくらい
つづく