タイのタクシーは、ほとんど英語が通じない為、ホテルのコンシェルジュにタイ語で『ブアスパ』に行きたいと伝えてもらう必要があった。
『Can you speak English?』
『ノーノー…ん~、ア、リトル?』(苦笑)
『How long…』
『ん~、セブンディズ。』
『Marriage…?』
『ノー。』
『Drink…?』
『んっ?手振り的にお酒かな…ア、リトル…。』
ボディランゲージを交えながら、コンシェルジュと盛り上がっていたら、タクシーが来た。
まずコンシェルジュが『ブアスパ』に行きたい旨を運転手に伝えてくれる。
それからタクシーナンバーらしきものを専用の紙に書き、後部座席に座った私に紙を渡し、ものすごい勢いで説明を始める。
彼が何を言っているのか全く聞き取れない私は、20秒くらい…固まったままだった。
最後に、
『OK?』
とコンシェルジュ
え?!
『OKじゃない!!』
が…、そのままドアをバタンと閉められ、あえなく発車。
OKじゃないって言ったのに……(涙)
つづく
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物語の始まりはバンコク1からぜひどうぞ。