10月1日に出来たばかりのホヤホヤのお役所です。


国土交通省の外局として発足した「観光庁」は、観光立国NIPPONを目指しているようです。


もともとモノづくりで世界をリードしてきた日本ですが、中国をはじめとする世界の工場がアジア諸国に移った今、観光立国を目指すのはあまりにも知恵がないのでは?

北海道のニセコにオーストラリア人が大挙して訪れたり、九州のゴルフ場は韓国人だらけだとか、局地的には外国人観光客も増えているようですが、外人向けの日本の観光地といえば京都。その次に浮かんでくる観光地がないのは確かに寂しいかもしれません。


現在、日本人の海外旅行者数約1,730万人。
逆に日本を訪れる海外観光客は約830万人。
この830万人というのは、世界第30位で、同じアジアの中国、マレーシア、香港、タイ、シンガポールより下なのです。

これは「どげんかせんといかん!」というワケで、少子高齢化で人口が減り、経済成長が鈍る心配から海外からより多くの観光客呼んで、お金を使ってもらおうっていう魂胆です。


しかし発足に際しての、長官のコメントでは「2010年までに、 訪日外国人観光客数1,000万人、国内旅行消費額30兆円」という目標以外には具体的な方策もなく・・・

逆にあんまり外国人観光客が増えすぎると、治安の問題や温泉街では今でも外国人の入浴マナーに悪さに頭を痛めていますから、英語はもとより中国語やハングルの入浴方法を記した看板が乱立するでしょうね。
日本人は風情を楽しむ国民性ですが、そんな事によって観光地に趣が薄れてしまうかもしれませんね。


それよりも官僚が純粋に観光立国にしようと思っているとも感じられず、全都道府県に支局をつくり、更に海外にもあちこちに支局を作りまくって、天下り先を確保しているようにしか見えないのは何故でしょうか
霞ヶ関の表の理論と裏の理論だけはいつの時代も変わりませんね。