異世界拷問姫の4巻の二周目が終わりました。一気に6巻まで読んでしまいましたので多分三つ連続での記事更新になると思います。

 とりあえず三巻で悪魔は全て倒し終えたのですが、まだ物語は続くのです。というよりここからが本番でございます。

 最初は今まで話に関わってこなかった獣人族の村で虐殺事件が起こり、櫂人君に助けを求めるところから始まるのです。そして櫂人君はそれを悪魔の仕業と断言しました。しかし悪魔は三巻まてで全て倒したはず……という感じで物語が進んでいきます。

 そして今回のメインディッシュとなるのはジャンヌ・ド・レという新たな拷問姫の登場ですね。読み直した感想としては最初はかなり頭がこんがらがっていたので、より深く理解しながら、キャラの心情に着目しながら読むことが出来ました。

 ジャンヌを見て最初に思ったのはこんなにも機械的な喋り方だっただろうか? という印象を受けました。そしてそこからジャンヌに連れられて世界の真実が明らかになっていく訳ですが今回はドドドドドと畳み掛けで明かされる真実が分かっていながらも非常に楽しかったです。

 そして初見では驚いた人も多い『真の黒幕が肉屋である』という事実。それに関しては二周目だからこその見方はありませんでしたね。ここはぶっちゃけ初見の方が面白いかもしれません(当たり前)

 ただ全体的に今回の4巻は読み直しをしてて二周目だからこそ刺さる物は私個人としては特にありませんでした。そのため少し書くことがないかなぁという印象です。ただ情報量が多いので二周目だからこそ整理して読むという楽しみ方は出来たと思います。