最近読んだ本




亡くなった作家の蔵書が寄贈され 、それを作家別に管理している私設の図書館。

図書館の開館時間は夜7時~10時まで、そこで働くことになった主人公の乙葉と図書館員達の話。


併設のカフェでだされる乙葉達のまかないも、作家や本にまつわるもの。

そのまかないが一話毎のタイトルになっている。(全5話)


読みながら、個人の蔵書って興味深いなと思いました。

その人の趣味嗜好、人物像なんかもみえてしまうし。


本の行く末も考えさせられます。

私の手元にある本も要らなくなる日がきっとくるんだろうなって。


原田ひ香さん、読みやすい作家さんですニコニコ