思い出した。

 
思い出したのだけど、どうして良いのか分からない。
 
 
そんなことを考えて約、2週間。
 
 
 
その子がうちに、手紙を持って来てくれた。
 
 
 
話しながら、私はたまらなくなり、話した。
 
 
「信じられないと思うんだけど、最後まで聞いてくれる?」
 
空の上の不思議な話を。
思い出したことを全て話した。
 
 
「信じない。私じゃないと思う。」
 
そう言いながら、泣き出した。
 
 
「私は本当はこんなはずじゃないと思いながら生きてきた。」
 
そう言っていた。
 
 
私は確信しかなかった。
 
絶対彼女だ!
 
私たちは約束して来た。
 
間違いない。
 
 
そう思ってその日は別れた。
 
 
つづく