介護を通して見る世の中シリーズ 「老いては子に従え」2 | ぷくまま(一志宝縁いっしほうえん)のブログ 生きてるってありがたい!

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レム睡眠時行動障害と付き合いながらマスターズ競泳もやり、子育てと家事はテキトーな、タクシー配車オペレーター 兼スピリチュアル占い師母ちゃんの毎日。

先程の続きです


介護真っ最中の友達、すでに親御さんを見送った友達、介護の現場で働く友達も含めると私の周囲には二十人くらいいて、


在宅介護の考え方でどうしても意見がまとまらず、実家に勘当されたという友達もいれば

家族の生活のためフルで働き、医療行為も必要で在宅介護が無理な親御さんには近くの施設に入居してもらい、毎日隙間時間を見つけては面会に行くも毎回罵声を浴びせられ、泣きながら運転して帰っていたという話をした友達もいます


旦那さんが、奥さん(一人娘)側の認知症の親御さんの介護をしたくなくて離婚を申し出られ、慰謝料として奥さんの実家を買い取ってお金を渡された例もあります

在宅介護を希望する親御さんのところへ通っていたけれど、体力的に時間的にも限界で、施設等に入ることを提案したら激しい抵抗にあい、住み慣れた家がいいから、それは当然だろうなと思ってそのまま最期までどうにかこうにか在宅で看取ったら、実は在宅でなければ成り立たなかったくらい金銭的に余力がなかったのだと後でわかったという話も聞きました


母の介護をするうちの父の場合は、老々介護の状況を心配して介護士さんなどの訪問を提案しても、テレビのドキュメント番組で、介護士が訪問先の家で知らない間に金品を盗んでいるところを撮ったカメラの映像などを見ていて、「よそから人が来るとああなるんだ」とそれはそれは激しい抵抗に遭い、母の病気が進行して新たなサポートの人が加わらないといけなくなる、そのたびに拒絶反応を示して、そこから一ヶ月は私は母の入浴の介助やお手洗いの介助をさせてもらえませんでしたね

それどころか、私の仕事のひとつ、占い師の仕事についても冒涜する発言も飛び出して、すっかり心が離れてしまいました


今回も、土曜日の夜は私が娘達と母をお風呂入れるよ、とあらかじめ連絡しといたら、父が先手打って朝のうちにお風呂を済ませてました。


新しいサポートの方が増える時は、まず「オープンな性格の母よりも、まずは父という牙城がありますので、そこを落とすほうからお願いします」と繰り返しケアステーションさんにお願いしてきました


父にとって私は娘ではなく、行政やケアマネさんの会社の「回し者」


母に会いに行こうとすると父という牙城が待ち構えてるので

最近は主人や子供達に一緒に来てもらって助かっています

妹のお友達も頻繁に実家を手伝ってくださり、本当〜に、ありがたい

いっそ父にとって本物の娘だったら良かったかもです


次の記事まで続きます。


(写真は、オーストラリアの地ビールのひとつ、VBの瓶のフタ。久しぶりに見つけて購入。主人となつかしく飲みました)