『真珠姫とのパヴァーヌ』へのご訪問、

ありがとうございます。

 

 ウォータークリーナーが壊れてしまって

迎えた今朝。

 

 鯉は池の奥に沈んでいて、いくら呼んでも

来ません。

 

 金魚たちが迎えにいっても姿を見せません。

 

  おかあさん おかあさん 大変です 

  鯉さんが危ないです

  助けてあげてください

  浮いてこれなくなってしまっています

 

 金魚たちが口をパクパクさせて訴えてきます。

 鯉はさぞかし苦しいことでしょう。 

 

 しかし、シームにはどうしようもできない

のです。50年近く一緒に暮らしてきたのに。

 

 

 震災の時には、ウォータークリーナが

動かなくとも無事だった鯉ですが、

あれから14年経って鯉も年を取りましたし、

縁にレンガを足して10センチ程深くしたら、

体も大きくなってしまいもうシームには

鯉を掬いあげることができない重さになって

います。

 

 ウォータークリーナーは差込口を替えると

弱々しく水を吐き出し始めるのですが、

しばらくすると動きを止めてしまいます。

 

 試しにごはんをあげてみると、金魚たちは

来ましたが、鯉は奥の底の方をゆったりと

動くだけで、こちらに近づこうとしません。

 

 苦肉の策で、井戸水を流すホースを

ガムテープで固定し、50cmほどの高さから

水を落下させ、泡立たせることに。泡は酸素を

含んで池の中に入っていきます。

  

 

 しばらくして、池の様子を見に行くと、

池をかき混ぜるように鯉がぐるぐる泳いで

いました。

 池掃除の時にはいつもこのようにしています。

 

 

 

 ごはんを奥の方に投げ入れてあげると、

ごはんを見つけては水面に浮上し、口を

パクパクさせているのにホッと一息。

 

 ポチったウォータークリーナーが届くまで、

井戸水は出したまま。

 

 水はこれくらいの勢いで側溝に流れて

いきます。

 

 

 夕方、池のコたちは奥の方に沈んで、

早々に眠りについたようで、水の落下する

手前の方には姿が見えませんでした。

 

 余程苦しかったのであろう鯉。

 体調はよくないであろうにが、池の中に

酸素を行き渡らせるのに泳ぎ回って

頑張ってくれた鯉。

 

 井戸水は今の状態で出しっぱなしにして

おくので、どうか元気になっておくれ。

 

  C’estla fin de mon histoireピンク薔薇         

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