「真珠姫とのパヴァーヌ」に訪問してくださり,ありがとうございます。
本日,午前中,病院に行ってきました。今回の検査結果によって
治療を終わりにするか,続けるかを判断すると一週間前に言われていました。
血液検査の結果,ALTは65の基準値になっていて,肝臓の治療は終えることができました。
大好きな院長先生に会うので,張り切って洋服を着たペルルです
6月3日に帰ってきたときは,うれしさを体いっぱいで表現し,日々もう戻らなくてもいいんだ,という安心感を確かめるようにして暮らしていましたが,体のむくみやどろんとした生気のない目が重症であることを表していました。
ALTが841と出た時は,妹が言うように死んでしまうのでは,という思いが一瞬脳裏をかすめましたが,何が何でも助ける,という強い思いで,毎日のように注射,点滴,ネブライザーに通いました。
この段階で,ペルルはケンネルコフと急性肝障害と,軽度の気管虚脱という3つの病気にかかっていたのです。そのうえ,家族にとっては療養のため,ペルルにとっては捨てられた,という心の病もあり,厳密にいうと,4つの病にかかっていたわけです。
シーム家では,ペルルの心の傷を癒すことを第一としました。第二は急性肝障害です。通院に慣れたペルルはほとんど酔わずに通うこともできるようになり,車酔いの負担も減ったことで,心配な時は,こまめに治療に通うことができました。第三に考えていたケンネルコフは通院した時はネブライザーの治療ができたこと,抗生剤と肝臓の薬,器官拡張剤を合わせてシロップにした薬が効果を発揮したことが,肝障害の完治に繋がったと思います。
残念ながら気管虚脱は良い方には向かっていません。ペルルの薬は気管拡張剤だけになりましたが,心配なことがあれば,まず電話で相談するように,と院長先生にご親切に言っていただいたのでペルルと頑張っていきたいと思います。
白いバラ 名前を忘れました