彼らとは、“トランス脂肪酸”です。
マーガリンやショートニング・ファットスプレッドの材料です。
外食などでは揚げ油などに使われてもいるそうです。
バターのように使えるのに安価であり、クッキーや揚げ物に使用すると時間が経ってもサクサク状態で美味しく食べられます。
便利で安価なトランス脂肪酸は消費者の見方に思えますが、実はそうではありません。
今日は、トランス脂肪酸の健康に対しての弊害をお伝えします・
①トランス脂肪酸とは。
②どうしてトランス脂肪酸がからだに良くないのか?
③どんな食品にこっそりと忍び込んでいるのか?
①トランス脂肪酸とは。
・菜種油・トウモロコシ油などの植物油に化学的に水素を添加したもの。
(原料の菜種油・トウモロコシ油などは多分遺伝子組み換えでしょうね)
・人体では利用できない・代謝できない。
・ラードやバターなど飽和脂肪酸の代替品として開発された。
・別名“食べるプラスチック“と呼ばれる
・ラード・バター・牛脂などにもトランス脂肪酸は含まれているが、化学合成されたトランス脂肪酸とは全く構造が違う。
(ラードなど飽和脂肪酸に含まれるトランス脂肪酸は食べても安全)
・海外では「毒」とみなされ、厳しく規制されている有害な脂肪酸
・日本でも規制の動きがありましたが、いつの間にか立ち消え・・・
・マーガリンなどスーパーに陳列しているのは日本だけ。
(外国人は普通にマーガリンが売られていて、びっくりするそう。)
②どうしてトランス脂肪酸がからだに良くないのか?
・あらゆる病気の原因となる“炎症”を誘発するから。
・血管内皮に炎症が起きると、動脈硬化となる。
・動脈硬化が進行すると脳血管障害・狭心症・心筋梗塞となる。
・全身の細胞に炎症を引き起こすと、アレルギー・アトピー性皮膚炎となる。
・脳に炎症を起こすと、うつ・認知症・ブレインフォグとなる。
③どんな食品にこっそりと忍び込んでいるのか?
・大手メーカーの市販のクッキーやスナック菓子・安いケーキ
(原材料にショートニング・マーガリンと表示されている)
・大手メーカーのパン
(ショートニングがパン生地に使われている)
・フライドポテト(ファーストフードの揚げ油)
・ラクトアイスなど
(植物性油脂が添加されている)
加工食品を購入するときは、商品をくるっとひっくり返して“原材料”の確認をする安心です。
以前、友達が我が家に遊びに来た時に、コンビニでアイスクリームを購入してきてくれました。
パッケージに自然・無添加と書かれてて、見た目も素朴なイメージです。
そのアイスを熱いコーヒーに入れてアフォガードっぽくしていただこうとしました。
熱いコーヒーにアイスを入れると、不自然な溶け方をして、コーヒーと混ざらない事に気が付きました。
「あ、これは・・・もしや・・・」
そうです、ラクトアイスでした。
友人と機関銃トークをしていたのでおしゃべりに忙しく、あまりコーヒーに口をつけることはありませんでしたが・・・
正直言っちゃうと、カップに入った状態のラクトアイスは美味しくいただきました!
コンビニ袋に入っている時点で「うーん」と思ったのですが、友人がせっかく持ってきてくれたのに口にしないのもなんか悪いし・・・
しかも、友人はわたしの好み(無添加・自然派)を考えてこの商品を選んでくれたんでしょうし。
これから夏に向けて食べたくなるのが“アイスクリーム”
大人は、商品を選べます。
小さな子供が健康に気を配ってアイスを選ぶ事はまずないと思われます。
トランス脂肪酸を食べたからといって、すぐに病気になるわけではありませんが、日々の蓄積が何年と続くことで慢性炎症を来し、やがて病気となることは研究で分かっています。
(分かっているのに野放し状態の我が国日本)
自分や大切な人を守るためにも知識が必要です。
トランス脂肪酸がこっそりと色々な食品に忍び込んでいるということを頭の隅においておけば、安心な商品選びの指標になると思います。
給食に普通にマーガリンが出ていて食べていた世代のわたし・・・
過去を後悔しても仕方がないので、これからも気を付けていきます(`・ω・´)ゞ
今日はトランス脂肪酸についてお伝えしました。
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