なぜ、ダイエットに人工甘味料が適さないのかの前に、太るメカニズムをおさらいしましょう。

 

ごはん・パンなどの炭水化物や甘いスイーツを食べて、太る(脂肪が増える)仕組みは以下の通りです。

 

①炭水化物(食物繊維+糖質⇒このうち脂肪になるのは糖質)を食べる

②食べた糖質は消化酵素の働きで“ブドウ糖”に分解され小腸から吸収される

③急激に血糖値が上がり、それを下げるために瞬時に膵臓からインスリンが分泌される

④インスリンの作用で脂肪細胞に中性脂肪として蓄えられる

 

つまり、余分な脂肪は“血糖値の上昇”によるものなのです。

 

「そうか!ならば、人工甘味料なら血糖値を上げないし、ダイエット効果があるかも!」と市販のダイエット甘味料を使いたくなりますね。

 

分かります!その氣持ち。

わたしも人工甘味料のレモンスカッシュを、仕事の時に飲んでいました。

 

飲み始めた頃は、血糖値を上げないからと安心して飲んでいました。

甘いのに血糖値を上げないなんて最高!

そのままでは甘すぎたので、炭酸水で半分に割って飲んでいました。

 

炭酸水で割っても十分に甘かったのもありますが、心の底では人工甘味料に対する“怖さ”があり、少しでも摂取量を減らしたく薄めて飲んでいたというのが本音です。

 

1か月ほど経過したら、その人工甘味料のレモンスカッシュを飲んでも飲んでも満足しないんです。

飲めば飲むほどもっともっと飲みたくなる・・・

異常な渇望感です。

依存症の一歩手前を感じ、怖くなって人工甘味料飲料をやめました。

 

調べたら、人工甘味料は腸内細菌叢を変えて、糖尿病を引き起こす危険性がある事が分かりました。

 

ダイエット目的で人工甘味料を日常的に摂取することにより、かえって太ってしまう・・

そんな事例が沢山あるようです。

 

これは人工甘味料の直接的な影響ではなくて、人工甘味料を日常的に摂取することで腸内細菌叢が変化して、インスリンの分泌が抑えられるか、インスリンの効果が出にくくなったことが原因らしいです。

 

また、人工甘味料の害についてSNSなどで色々な方が発信されています。

 

サッカリン・アスパルテーム・ネオテーム・スクラロース・アセスルファムkなどの人工甘味料にはネガティブな一面があります。

 

味覚を鈍麻させる

依存性がある

ホルモンに影響を与える

腸内細菌への影響

うつ病のリスク上昇

発がん性のリスク

などなど

 

一時的に少量摂取するのであれば、人体にはあまり影響がないかもしれませんが、日常的・長期的に摂取するのは避けた方がいいかもしれません。

 

やむなく人工甘味料を使用する際は、ご自分の体調・感覚の変化などを注意して見ながら摂取した方がいいかもしれません。

 

わたしは、プロテインを時々いただくのですが、その中には人工甘味料が入っています。

その時には“タンパク質を摂る”目的と割り切って飲んでいます。

人工甘味料とはいえ、やっぱり甘いのは美味しいです。

 

わたしは基本的には甘いものが好きです。

人工甘味料ではない安心な血糖値を上げない甘味料が欲しいなと探したらありました。

 

“ラカントS“・”エリスリトール“です。

 

ラカントSの主成分のエリスリトールは人工甘味料ではありません。

“糖アルコール”に分類される安心な甘味料で、果実・キノコ・トウモロコシなどを材料に発酵させて出来た天然の甘味料です。

 

コーヒーなどをいただくときは、“ラカントS”や“エリスリトール”などで安心しながら甘みを楽しみます。

 

エリスリトールは糖質制限を始めてからのお付き合いなので、約9年ほどですが、依存性などは見られません。

 

人工甘味料に不安を覚える方にも安心して“甘み”を楽しめます。

 

今日もお読みいただきありがとうございます。