母を散歩に誘ったら
動物園に行きたいと言うので
何十年ぶりかで二人で行ってきた
小さい頃、土曜日は
母の仕事が昼までだったので
毎週のように動物園でお昼を食べていた時期が
ありました
母曰く、家に居たくなかったらしい(笑)
義両親との同居あるあるですね~
お気に入りのミーアキャット
相変わらず壁にもたれてた
3年くらいその場所から
動いてないんちゃうかw
一匹だけ隔離されていた
淋しがり屋のキリン
キリンじゃなくてもいいからとにかく
何かに愛情を注ぎたくて仕方ない様子
キリンの数、めっちゃ増えてた
この溺愛っぷり
ヤギは何やら訓練中だった
動物園で一番好きな一角
廻旋飛行機も、メリーゴーランドも
ゴーカートも、100円乗り物コーナーも
今はなくなってしまったけど
線路内のミニ遊園地だけはリニューアルされず
そのまま残してくれた
類人猿舎
スズキと動物園のコラボ中
ここに、日本猿が引っ越してきてた
それじゃあサル島は?
もぬけの殻
このまま埋められてしまうのかな?
ここも一度、昭和の終わり頃だったかに
リニューアルされたんですよね
昔はサル島じゃなくサル山だった
コンクリートで作られた山のてっぺんから
鉄の長いハシゴが吊り下げられていて
隣の鉄製遊具の上には中華鍋がぶら下がっていた
夏はヤケドするくらい熱かったと思う
コンクリート壁の下には
小さなトンネルがいくつかあって
そこでイノシシも暮らしていた
これ2009年の写真なんだけど
サル島プールにお湯を入れて
猿たちに温泉気分を楽しんでもらおう!
という企画の日
報道陣も来ていて
リニューアル前、過疎化が進んでいた動物園が
ものすごく賑わった日でした
お湯が注がれてる間
サル達は警戒して山の上へ避難
(ガラケーで撮った写真)
1月のめちゃくちゃ寒い日だったから
最初は様子を見るだけだったけど
誘惑に負けて最初の1匹が入ると
次々入ってきた
子供をお風呂に入れる母猿
昭和の銭湯のような光景
しかし、追い炊き機能があるわけじゃなし
入ってしまった猿たちの毛は濡れっぱなし
よけいに寒い思いをしたであろうことは
安易に想像できました
娯楽が少なかった時代は
いつも人で埋め尽くされていたサル山
私もお気に入りスポットだったけど
日除けすらない打ちっぱなしのコンクリート
夏は50度近くまで気温が上がり🥵
冬は凍てつく寒さ🥶
猿たちにとってはけして
良い環境とはいえなかったようです
『たべものをあたえないでください』
まだここで猪が同居飼育されていた頃から
書かれていた文字だけど
この向こう側に売店があって
みんな平気でお菓子買ってあげてたな
コンプライアンスに厳しくなったから
今は黙ってても皆ルールは守ります
母が観覧車に乗りたいって言いだして
僅かな時間だったけど
あの食堂のカレーが美味しかったとか
昔の思い出話をしながら乗りました
小さい観覧車だけど
普段見ることができない高さからの風景
『あの食堂』っていうのは
この店のことです
知ってましたか?
Googleストリートビューで動物園に下りると
まだリニューアル前の園内を
散策できるんですよ
本州では現役最古の観覧車🎡
時代が変わっても、訪れた子供達には
良き思い出の場所となります
大切に残していってもらいたい
絲櫻橋
ライオンレリーフ
京都市動物園の開業は明治36年
上野動物園に次いで
日本で二番目にできた歴史ある動物園です
大正時代には既に存在した
絲櫻橋の写真が飾られていました
小っちゃいワニ
以前像舎の隣にあった爬虫類館は
熱帯動物館として
移設リニューアルされました
平安時代、六勝寺の一つ
法勝寺にあった八角九重塔
ちょうど観覧車が立つ辺りにあったと
云われています
こういう塔は
スピリチュアルな世界では
天のエネルギーを先端で受けて
地上に流すポータルとして
建てられていたりします
京都は都を作るにあたって
神獣四神に置き換えた強い神社で
東西南北を固めて結界を張り
更に鬼門の方角を最強の比叡山延暦寺
裏鬼門を石清水八幡宮に護らせたりと
都を護る為に目に見えない力を信じ
積極的に取り入れてきた歴史があります
この塔も、大切な役割を
与えられていたのかもしれませんね
像たちも元気でした
ここにも干渉したい系のゾウがいた
横になって休んでいた仲間を
なんとか立たせようと必死
まだまだ寝ていたい仲間
それでも起こしたいゾウ
もうええて~
マジでしつこいって~
ついに・・・
毎日ハチミツだけ食ってま~すみたいな
人畜無害な顔をした🐻くまさん
お食事の時間です
ルールールールールー🦊
尖った口かわよ
最後に虎を見て帰りました~🐯
母も楽しかったらしい