京都市動物園のライオン死亡 | 京都はんなりロマンチカ

京都はんなりロマンチカ

日々の出来事色々・・・

 

昨日、京都市動物園のライオン🦁

ナイルが亡くなりました

 

国内最高齢だったそうです

 

♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢

 

京都市動物園は子供の頃から

数えきれないほど遊びに行った場所

 

自分の成長過程に、そして娘の成長過程にも

いつも身近な存在としてあり続けた場所です

 

他所の動物園に比べて敷地は狭く

数年前に全面リニューアルされて

見違えるほど綺麗になったけど

それまでは昭和の面影を残す

寂れた小さな動物園でした

 

晴れた日は風に乗ってライオンやアシカの鳴き声が

実家まで聞こえてくることもあり

京都にいながらにして

サバンナに生息している動物の声が聞こえるという

不思議な環境をとても気に入っていました

 

私が高校生の時に生まれたナイルは

人間の年にすると100歳超え

 

若い頃には勇ましく吠えたり

餌の生肉に勢いよくがっついてる姿に

惚れぼれしたものだけれど

晩年はこのマットの上でゴロゴロしてばかり

 

ガラスが汚れたままになっていて

綺麗な写真がなかった

 

年老いて体も痩せて小さくなって

目力も弱くなっていったけど

可愛かったナイル

 

 

京都の動物園からライオンがいなくなるのは

本当に淋しいけれど

今やっと、狭い檻から出て

自由に空を走り回ってるナイルを想うと

哀しい気持ちが和らぎます

 

やはり野生動物は

自然の中にあってこそだと思うから

 

飼育員さんやサーカスの団員さんたちが

いかに愛情を持って接したとしても

広い草原から無理矢理捕まえてきて

冷たい檻の中で短い一生を

見世物にされながら過ごさせるのは

可哀相です

 

京都市動物園の

ライオンの飼育を終了するという決定は

本当に動物たちのことを想うが故の

理性ある正しい判断だと思いました

 

 

ナイル、長い間ありがとう

ゆっくり休んでね

 

 

動物園が生まれ変わる時に買った本です

 

京都市動物園ができたのは1903年4月

上野動物園に続いて

国内二番目の動物園として開園しました

 

当時の全景

 

最初に何を飼われてたのかが

わかりますね

 

左上は上空写真

奥のほうに美術館も見えます

 

左下の白鳥の池は今もそのまま

雪が積もらなくなった京都での

右下の雪だるまの大きさには驚かされます

 

昔は海水水族館もあったみたい

 

大正時代 四代目の園長さん

 

昔はゾウやチンパンジーに

サーカスみたいなこともさせていたらしい

 

これもびっくり!

クマとライオンを同じ檻に入れて展示

 

戦時中のこんな新聞記事が残っていましたが

けっきょくライオンやトラ

クマ、北極グマは殺処分されたみたいです

 

個人的にすごく記憶に残ってる動物は

ヨーロッパ バイソン

私が子供の頃は10頭以上飼育されていました

 

ナイルの写真も載ってました

 

コロナウイルスが落ち着いたら

動物園の萬霊塔にナイルのお墓参りも兼ねて

他の子達の様子も見に行ってみようかな

 

本州にある現役最古の観覧車といわれている

岡崎動物園の観覧車

 

岡崎公園一帯は平安京後期に

白河天皇によって造られた

六勝寺の敷地だった場所で

当時高さ80mもある八角九重塔があった場所です

 

現在、日本最大の塔が東寺の五重塔が55mなので

その高さがどれほどのものだったのか

 

実物を見てみたかったな

 

開園当時からあった白鳥の池のほとりから

月を撮りました