夏休みも明日まで。
昨日は、出かけた後の山の様な洗濯物の洗濯。
午後からはスーパーへ買い出し。
仕事へ行ってる娘のために、ミートソースとジャージャー麺の具をせっせと作り、
夜、娘のところへ届けてあげた。
20食ぐらい作ったけど、我が家も5人家族だし、ひとり二人分ぐらい食べちゃうし、
ミートソースはお昼に食べたら終わっちゃった。
初孫ちゃんは元気で保育園へ行っているという。
保育園もきっと少ないんだろうね。
さて、東海道歩きも21日目。
平成30年7月7日ブロ友raykoさんと出発です。
この日は、長かった静岡を脱出、愛知に向けての歩きです。
9時12分 新居町駅にやってきました。
雨を心配してたけど、天気は曇り。だけど蒸し暑かった~。
前回の終点地まで歩きます。
9時32分。
前回の最終地点から白須賀宿目指して出発です。
宿場と宿場の間。
また何も無くただひたすら歩く感じ。
でもこんな風に松があったり「浜名旧街道」って看板があるだけでテンションアップ。
ほら、周りは田んぼか畑だらけ。
それでも緑を観ながら歩くのは大好き。
これだけで嬉しい。
こんなふうにずう~っと松が続いてると歩く気にさせますね。
時折いい風が吹いて気持ちいい
立場跡
旅人や人足・籠かきなどが休息する茶屋を立場といい、各地に設けられていた。
この立場は新居宿と白須賀宿の間に位置し、だいだい加藤家がつとめてきた。
と看板に説明がありました。
白須賀宿に入ります。
白須賀宿マップがあり、山中の情緒ありそうな宿にちょっと期待。
白須賀宿は東海道五十三次の32番目の宿場。
静岡県湖西市にあります。静岡県最西端の宿場町でもあります。
ってことは、静岡も最後???ウキウキ・・
しばらく歩くと、民家の前に一里塚と高札場の看板。
日本橋から70里目だそうです。よく来たな~。
この辺も東海道のなごりはほとんどなく、こうやって看板ばかり。
看板だけでも
民家の方がちゃんと保管していてくれてるのかと思うと申し訳ない感じ。
アルミ缶風車があち事の軒に飾られていました。
自治体みんなで作ってるのかな?
風でクルクル回るらしいです。
10時29分 情緒が残る街道。坂を登ります。
今回一の見どころ「潮見坂」
ガイドブックに書いてあったので期待してたけど・・・
かなりの急坂を登ります。
家屋が続くのかと思っていたら坂の途中は何もありません。
10時37分
登り切ったところで振り返ると、遠州灘の海が見えます。
ここが遠州灘を背景に絶景と書いてあった場所ね。
天気が悪かったので海がよくわからないけど、気持ちよかった~。
ここで、どっちに行ったらいいのか、ちょっと迷いました。
けどすぐに解決!!
ほら、ちゃんと潮見坂の看板がみつかりました。
少しいくと、りっぱな おんやど白須賀 がありました。
10時47分
中は休憩所になっていて、
展示もありました。
お茶も置かれていたのでちょっと休憩。
遠江八景「潮見晴嵐」
東海道を東に向かって歩いてきた人が初めて海を目の当たりにするのがここで、
富士を眺望できたのもこの地だったそうです。
この日は海は真っ白。海かどうかも見えないし、富士なんてとても見えませんね。
それでも眺目が良く気持ちよかったですよ。
白須賀宿を歩きます。
ここはJRの駅から離れているので、街が発展しなかったとのこと。
昔のままの民家が多く残っている気がしました。
本陣脇本陣は跡の石標しかありませんでした。
庚申堂には
見ざる・聞かざる・言わざる の3匹の猿の象がありました。
白須賀宿から50分ほど歩きました。
遠くに看板が見えました。
おお~やってきました。愛知県の看板です。
11時34分
長かった静岡県とおさらばです。
来たよ来たよと、raykoさんと大はしゃぎです。
静岡県と愛知県の県境を流れる境川を渡ります。
「いい、渡るよ渡るよ」
エイッ!!
愛知県に入りました。
振り返ると静岡県の看板です。
私たちにとって今回最大の目標です。
感激~
さて、ひとつクリアした後は、次の二川宿目指して歩きます。11時38分
国道一号線を二川宿まで4キロ。何も無い道を歩きます。
畑が続く道を歩きます。
何の畑だったのでしょう??
長く大きかったです。
立岩(大きな窪みが巨人の大足跡だとか、足跡に水がたまって出来た沼だとか)
観光地されてないけど、いい感じの山を見ながら歩きます。
さあ、二川宿にたどり着きました。
愛知県に入ってちょうど1時間歩きました。
12時35分
あら、いい雰囲気じゃないの~
右は二川宿案内になっていましたが、閉まってました。
二川宿に入ると、民家の家の前にも 二川宿の看板や
暖簾が掲げてあります。
格子戸の家がたくさん残っていて風情が感じられます。
入口にこんな風に置いてあるお宅も。
町全体で二川宿を残そうとしている感じでとっても嬉しい限りです。
12時37分。
そろそろお腹も空いてきました。
お昼は前もって調べておいた 江戸屋長左エ門
旬の魚と地元で採れた野菜中心の料理
お。ちょっといい感じのお店。やってて良かった~。
調べておいても閉まってるお店も多いから、着くまで毎回ドキドキ。
お店の入り口にも二川宿の置物が素敵。
そして15食限定の大名碗弁当。まだあって良かった~。
大きいと書いてあったけど、目の間に出てきてびっくり!!うわ大きい~!!
上に載っているのが普通のお椀。ね、びっくりの大きさでしょ。
中身はこんな感じ。豪華。少しずついろいろ入っていて女性には嬉しい。
お値段はリーズナブル。それでもとっても美味しかった~。満足満足
お腹いっぱいになって、二川宿を観光です。
この宿にはこんな感じのお店がたくさんあり、街道の雰囲気が素晴らしいです。
よく残っていますね。感激です。
当時の面影を残す商家 「駒屋」
商家の中へ入っていくと
江戸時代の面影を残す建物が並んでいました。
蔵はお土産屋さんになっています。
そして、そこのご主人がいろいろ案内してくれました。
この天井は昔のままの木を使ってるとのこと。
今のように釘で打ち付けるのではなく、組合わさって出来ているから
なんどでもやり直しができるという。今の大工さんはもう出来ないかもって。
確かに古そう。すごいね。
旅籠の奥の座敷に座ると、玄関が見える。
障子を開けると部屋に風が通る。涼しい~
今となっては、なんて贅沢な作りなんだろうって感じだよね。
すばらしい。
二川宿のハイライト。資料館へ立ち寄り。
ここは観光客が来ていて賑わっていました。
東海道を歩く姿の展示。
二川宿本陣 現存していた建物を修復・復元したもの。
東海道で昔の面影を残す本陣は この二川と草津だけとのことでとっても貴重です。
人物大の人形
中では催し物も行われていました。
可愛いつるし雛もありました。
ちょっと見応えがある空間でした。
ここから5分ほど歩くと二川駅がありました。
駅も情緒がありますね。
駅を通り越し、豊橋を目指します。
途中、岩屋観音堂へ寄り道です。
観音像が岩の上に祀られていました。
そこまで登ってみようと、急な岩場を登ります。
結構急で、鎖をつかみながら、ちょっとした山登りの雰囲気です。
上は見えるけど、たどり着けるのだろうか??
と心配になるほどすごい急坂でした。
天気がいちまちだったのでこんな感じだけど、見晴らしの良い場所と言われているそうです。
まだ豊橋の町に着いてないのに、16時になろうとしていました。
16時5分 豊橋の文字の入ったマンホールがありました。
しかし、ここから豊橋の町まで遠かった~。
続く。
新居宿~17キロぐらいの地点でした。