国は言う
「十分に人を配置できるように国から行政に補助金を出しています。」
でもそれが、行政に来るときは、国の補助金は何も教育委員会におりたのではなく、行政に降りたのだからと各部署の取り合いの末、教育に回される費用は雀の涙となる。
だから人を雇うお金もない、施設を充実させるお金もない。
学研都市の呼び声高いところの小学校でもいまだに各教室に電子黒板も配備されていない。
ただただ教育の質は今いる職員の努力に頼っている。
コロナ騒動の前からずっと、人もお金もないから、休日なし残業代スズメの涙ほどの手当てで教員は働いている。
地域、保護者からのニーズは増えるばかり。それにもできるだけ対応してきた。
それでも子供たちのために頑張ってしまう人たちが多くて困る。
ここにきてコロナのせいで掃除消毒などますます業務が増えてしまった。
国は補助金を出すから非常勤講師を雇たりしてほしいというけれど、時給1000円でもなりては少ない。
ちなみに正教員は現在時給750円ぐらいで働いている計算になる。(サービス残業おおすぎ)
誰がこんな仕事、、、ブラックすぎて、、、ということでコロナ前企業が採用をバンバン増やしていたころには、、、つまり去年まで、、、採用試験を受ける人の数は減り続けていた。
未来の正教員を夢見て、採用試験は落ちたけれど講師になろうという人も減っている。
この国は、未来をないがしろにしてきた。教育以外に未来を形作る方法などないのに。
私にはあまり関係のない話だけれど。だって、、、私にはせいぜい数十年の未来しかないだろうから。
教育や未来を考えるべきなのは、若い人たちでしょうね。