「あと、〇・四一六七切り上げ時間くらいですよ」
兎の中の女の子が残り時間を告げた。その声にすっと現実に引き戻された智鳥は、残り
時間四〇分を切ってから五分おきに時を刻む意味を聞いてない事を思い出した。
しかし聞く事は出来なかった。と言うのも、残り時間が無くなって慌てたのか、兎が智鳥
の手をがしっと掴んで押し入れに向かってどすどすと走りだしたからだった。
兎は押し入れの戸をどがどがと開けると、布団も何も無くなった石の壁の洞窟に入って
いった。智鳥の叫び声をセリカと響に残して・・・。
それを聞いたセリカは溜め息をつくと、うきうきしている響を連れ、飼い主を追いかけ
洞窟に入っていった。
兎の中の女の子が残り時間を告げた。その声にすっと現実に引き戻された智鳥は、残り
時間四〇分を切ってから五分おきに時を刻む意味を聞いてない事を思い出した。
しかし聞く事は出来なかった。と言うのも、残り時間が無くなって慌てたのか、兎が智鳥
の手をがしっと掴んで押し入れに向かってどすどすと走りだしたからだった。
兎は押し入れの戸をどがどがと開けると、布団も何も無くなった石の壁の洞窟に入って
いった。智鳥の叫び声をセリカと響に残して・・・。
それを聞いたセリカは溜め息をつくと、うきうきしている響を連れ、飼い主を追いかけ
洞窟に入っていった。