「おはようございまーす。そういうわけで今日から知性を持ちました、サントリーウイス
キー『響』です。響と呼んでください。今後ともヨロシク」
「あ、その、草切智鳥(くさぎりともとり)です。こっちは友人のセリカ」
「みぁあ」
「それで、いったいどういうわけなんですか?」
智鳥は至って正常な疑問を投げつけた。少なくとも非生物が動いて、しかも口もないの
に喋っているのだから当然の疑問と言っても過言ではない。
それに対してウイスキーのボトル…響(安易な名前である)は、およそ緊迫感の欠片も
ない返事を返した。
「はい?」
「いや、だからね。なんで酒瓶が動いてんの?」
「そりゃ決まっていますよ智鳥さん。なんとなくです」
と、響は台詞の語尾に力を込めた。
キー『響』です。響と呼んでください。今後ともヨロシク」
「あ、その、草切智鳥(くさぎりともとり)です。こっちは友人のセリカ」
「みぁあ」
「それで、いったいどういうわけなんですか?」
智鳥は至って正常な疑問を投げつけた。少なくとも非生物が動いて、しかも口もないの
に喋っているのだから当然の疑問と言っても過言ではない。
それに対してウイスキーのボトル…響(安易な名前である)は、およそ緊迫感の欠片も
ない返事を返した。
「はい?」
「いや、だからね。なんで酒瓶が動いてんの?」
「そりゃ決まっていますよ智鳥さん。なんとなくです」
と、響は台詞の語尾に力を込めた。