こんにちは。内山奈美です。
今日は、個人で宿泊予約手配するかたへの注意点について、お便りいたします。
Ｂ＆ＢやAirbnbのように現地の人から部屋を借りるタイプのお宿、近年プーリア、イタリアに限らず、ヨーロッパでも増えています。
ただ、以下のようなケースも実際に見聞きしておりますので、個人で手配されるかたはご注意下さい。
事例１＠世界遺産マテーラのアパートメントタイプのお宿
被害者：日本人のお客様
タクシーが入れない細い道の更に階段を昇った上にＢ＆Ｂがあり、スーツケースを持っての移動が大変過ぎ・・・
結果
携帯電話が海外で利用できる設定でなかったため、お宿に連絡できず。汗だくでスーツケースを持って宿まで上ることに。
事例２＠南イタリア、プーリア州オストゥーニのＢ＆Ｂ
被害者：日本人のお客様
送迎車が入れない細い道の上にＢ＆Ｂが位置するため、オーナーがお客様と荷物と共に駐車場までお降りいただくよう、ドライバーが固定電話と携帯に３０分電話をかけ続けるも、全く応答ナシ
結果
シビレを切らしたドライバーが直接お迎えに上がり、荷物を運んだものの、もうあの宿への送迎は二度とお断わり！と激怒
事例３＠ヨーロッパ某国のＢ＆Ｂ、かなり悪質！
被害者：イタリア人の友人
某国のＢ＆Ｂサイトから予約・支払。当日、記載の住所へ出向くも誰もいない。オーナーに連絡を取ると別の住所を次々と言われ、結局、計３ヶ所・２時間半、スーツケースと共に移動するはめに。
やっとたどり着いた部屋にはオーナーの友人と称する人がおり、割り当てられた部屋のベッドは、今しがたまでその人が眠っていたに違いない、と思われるほど乱れていて汚い。
しかも大人の腰の高さの大型犬がおり、床は犬の毛だらけ・・・
結果
「サイトに掲載の写真、住所、宿泊条件等々、全て全く違う！ キャンセルするから今すぐ全額返せ！ さもなくば警察へ行く！」と言ったところ即座に全額返金された。その後、別のホテルを予約。
上記以外にも、個人手配されたお宿間との見解の相違、係員が常駐していないお宿での鍵の受渡・チェックイン＆アウトが事前の連絡通りにいかない等、私も何度もお手伝いしたことがあります。
旅行会社プーリアインカミングご利用のお客様の場合、個人手配先でのトラブルでも、イタリア語通訳し、お手伝いしてはいますが。
一人旅や個人旅行でこれらトラブルを解決するのは、本当に心身共に消耗しますし、楽しいはずの海外旅行も台無しに。
観光業をしていても英語すら解しない人もいますし、文化も習慣も国民性も全く違う異国。日本人の場合、事例３のイタリア人のような強い態度をとれず、泣く泣く諦めるかたも多いでしょう。
個人でネットでお宿を検索し、予約できる時代。
でもリスクもあることを心にとめておいていただきたいです。
良いお宿に当たれば結構ですが。無名だったり、できたばかりのＢ＆Ｂや貸しアパートメントは特に要注意。今、雨後の筍のように増えていますから。
次回は異国の地でこのような困った目に合わないための準備、オススメについてお便りいたします・・・続く
南イタリア プーリアの旅行会社「プーリアインカミング」
・世界遺産に触れる海外旅行のオフレコ話
・主なメニューと料金
・イタリアでハッピーウェディング、フォトウェディング
・南イタリア本場の味を日本で！グルメ宅配便
・ご利用いただいたお客様のご感想・お客様の過ごし方
・お申し込み手順
・簡単メールでお問い合わせ（ご予約ではありません）
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