イタリアのファッションについて思うこと その7 | イタリア専門の旅行会社発、世界遺産に触れる海外旅行

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Ciao dalla Puglia!

前回の続きです。
“イタリアのファッションについて思うこと その7”、7ヶ月ぶりに再開しておきながら早々にまとめに入りますが・・・
今回は“どうしてイタリアにはおしゃれな人が多いの?”について。
皆さんはどう思われますか? 

・周囲におしゃれな人が多いため、影響を受けたり切磋琢磨できるから?
・何でも口に出して褒めたりダメ出ししたりするキャラクターゆえ?


これらの理由ももちろんあると思いますが、私は最も大きな理由は
“イタリアの美しい環境に囲まれて生活すること”、ではないかと思っています。

輝く太陽、美しい海、緑豊かな山・・・といった自然環境だけではありません。
歴史的遺跡や芸術が当たり前のように溶け込んだ美術館のような町並みや、歴史的景観を守り・保つために材質、工法、色等が細かく決められた建物のみが存在する“調和のとれた統一感ある町並み”
イタリア人は様々な不便や出費を負っても、このような美しい町並みを残すために多大な努力を何世代にも渡って続けているのです。
生まれた時からそのような中で育ったら美意識も自然と備わると思いませんか?

では“調和のとれた統一感ある町並み”って実際にはどういう町並みなのでしょうか?
まずはこちら、イタリアの某チーズ会社のCMをご覧ください右下矢印

CM中に“ERICE(シチリア州トラーパニ県の町)”とか“Salvatore(典型的なシチリアンネーム)”が出てくるのでシチリアで撮影されたのかと錯覚しそうになりますが、実は撮影の舞台は我がマルティーナ(マルティーナは町並みが美しく、また町の治安も良いためか、CMや映画の舞台に使われることも少なくないのです)。
CMの町並みをご覧いただくと、マルティーナの歴史的市街区が白い大理石や石灰岩で作られたバロック様式の建築で統一されていることがお分かりいただけると思います。

これまでの拙ブログやイタリア旅行情報サイト“アーモイタリア”の記事をご覧くださったかたにはおなじみの
サン・マルティーノ聖堂左下矢印や、サント・ステーファノ門右下矢印等も登場していますよ!
南イタリア プーリア便り~番外編南イタリア プーリア便り~番外編

全7回に渡ってお便りいたしました、イタリア、ひいては日本のファッションについて思うこと。
私はファッションに関して素人ですし、私よりずっとファッションにお詳しいかたもたくさんいらっしゃることでしょう。
ましてやその業界のかたから見ればはてなマークという点もあるかもしれませんが
“こんな見方もあるんだな”という感じでご覧いただければと思います。

“イタリアのファッションについて思うこと”シリーズはひとまずここで終了しますが、また機会があればお便りしたいと思いますパー

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