Ciao dalla Puglia!
イタリアのファッションについて思うこと その5、今回は日伊の違い“明るい色や派手なデザインも多い”。
これは国民性や気候を反映しているのでしょうか?
老若男女問わず日本に比べて圧倒的に服でも靴でも様々な明るい色を身につけている人が多いです。
パステルカラーよりは赤、緑、橙などパッキリした鮮やかな色が多いのはイタリアらしい感じ。
私が初めてGIANに会った時、彼は赤いTシャツに黄緑色のスボンをはいていました。
日本では「色キチガイ」とでも言われかねない組み合わせ・・・
一瞬ギョっとしたもののそれが意外にも合うことに気づき、驚いたものです。
男性がピンク色、花柄や水玉模様のシャツを着ることも珍しくありません(ゲイではありませんよ)。
また、以前の記事でも少し触れましたが年配の女性は派手派手な毛皮も大好物だし、男性向けファッションにも派手なデザインが少なくありません(例:ロベルト・カヴァッリ、ベルサーチ)。
(GIANの靴の一部。色とりどりです)
日本は紺、黒、グレー等の暗い色の服、そしてなるべく周りから浮かないようなデザインの服が多いですよね。
男性のスーツはもちろん、結婚式でもダークカラーのドレスを着た女性が何人かバッティングしたりとか。
イタリアは通勤時のスーツ率はあまり高くないので、GIANは多くのサラリーマンがスーツを着ている日本の通勤風景を見た時、ダークカラーの波のように見えてとても驚いたそうです
とはいえ、もちろんモノトーンの服も変わらぬ人気がありますが。
イタリアファッション界の帝王、ジョルジョ・アルマーニ氏はいつも黒をお召しになっていらっしゃいますね。
(お写真はWikipediaよりお借りしました)
また、日本では年を重ねるにつれてますます明るい色を身に着けることが少なくなるように思うのですが、年配のかたほど明るい色をお召しになった方が見た目も気分も明るくなっていいのでは、と個人的には思います。
“イタリアのファッションについて思うこと”、まだまだ続きます
↑よろしければクリックしてください☆ ありがとうございます!