大切なこと
先月、ザッキー(店の常連客)が、「剣道2段受かりました。有難うございました」
と、お礼を言いに来てくれた。
試験前にちょこっと暗示をかけておいた。
試験直前に、実技的なことで焦っても仕方ない。
だけど気構えは、ちょっとした事で変わる。
一種のすり込みってやつですな。
ザッキーは高校二年生。大阪有数の進学校に通っている。
勉強もできるし、運動もできる、なかなかやるな、オヌシ!
ザッキーよ、今度、ワシが稽古をつけてやる。
てなことで、店でずっと眠っていた素振り用の木刀を引っ張り出してきた。
色々な事情が重なり、随分運動から遠ざかっていたけど、
よっしゃぁ~、ということで久々に木刀を握ってみた。
え~、こんなに重かったか~
素振り用なので、多少重いのは重いのだけど・・・
取りあえず振ってみるか。
ブーンという感じではなく、その木刀の軌跡は死にかけの蚊。
まっすぐに振れない。ちょっと振っただけで汗びっしょり。
何もかも感覚がずれている。筋力もヘナヘナ。こりゃイカン。
しかし、昔は、どうしてあれだけ無心に稽古ができたのだろう?
何をやってもうまくいかない。ただただ、稽古をするしかない。
いつのまにか、うまくいかないことすら、忘れている。
一つの事に懸命になっているその姿は、人の心を打つ。
今の僕に足らないのは、そんな懸命さなんだ。
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