年の瀬の思い出
年を追うごとに一年がアッという間に過ぎて行くような気がする。
つい先日、年末の買い出しに行ったばかりじゃないかと驚く。
このニ年間、コロナ、コロナで普段の生活も仕事も地に足がつかないような日々だったからかも知れない。
最近では、けったいな名前のコロナ変異株が流行り出しているという。
何だか窮屈な日常だが、行く先々に設置してある消毒剤とマスク生活のお陰で(かと思う)、家族全員が風邪を引かなくなった。
だからどうだという事ではなく、早く安心して出歩ける日が来てほしいものだ。
ところで、24日は仕事で隣の市まで出掛けていた。
途中、コーヒーを買いにコンビニに立ち寄った時、スタッフのお嬢さんが赤い帽子を被っていた。
それを見た僕は、「ん?どうした?」と、不思議に思った。
その後、ベーカリーショップに寄ると、赤と緑のリボンをかけたフルーツサンドが、売られていた。
この時も「なぜに?」と、不思議だった。
用事を終え、軽食を買いに再びコンビニに。
店頭では、サンタの衣装を着たスタッフのお嬢さんがケーキとチキンレッグを売っていた。
カウンターのケースも溢れんばかりのチキンを売っていた。
何処しも早々と用意して大変なんだな。しかし、住む町が違うと、力の入れ方も違うものだ、と思った。
と、夕方遅くに、家内から「チキン食べるよね?ケーキは買ったけど」と、電話が入った。
実は、この時点でまだ24日がクリスマスイブと結びついていない。
僕は、「前倒しでクリスマスをするの?」と、家内に尋ねた。
家内は「今日は24日よ。大丈夫?」と。
改めて、あっ、そうか、今日はクリスマスイブか。なるほどと、やっと合点がいった。
こうして、僕はお祭り事を無邪気に楽しむという事を忘れていくのだろうか?
それは、ちと虚しいよなあ。
子供の頃、クリスマスはもう待ち遠しくて仕方なかった。
当時、ケーキはとてもご馳走だったし、お菓子の詰まった銀や金色に光る紙製のブーツ?も嬉しかった。
毎年伯父がくれるブーツは特別大きくて、脚の腿まで入るほどだった。
翌朝には、枕元に念願の玩具が置いてあった。
もう至福のひと時の何物でもなかった。
中学二年の時、友達とただひたすら朝までクリスマスケーキを食べ続けられるかという、バカげた事をやった。
結果は、完食だった。ケーキが二つしかなかったのだ。それでも、途中でかなりペースダウンした。
一つは友達の母が用意してくれたが、「お前たち、ほんまにアホやなあー。冷蔵庫にジュースもあるよ」と言って笑っていたのを覚えている。
今なら、ホール1/4も食べる事ができないと思う。
クリスマスから、一週間もするとお年玉が貰える。
当時は、近くに親戚も多く住んでいたので、思わぬほどお年玉が集まったものだ。
正月は初詣というより、境内に所狭しと並んでいる出店で買い食いするのが楽しみだった。
そして、小学校の間、毎年プラモデルと銀玉鉄砲(今の方は知らないか)を買った。
中学生になると、そんな小学生を鼻で笑い、少し大人ぶって正月映画を観に行った。
何故かプラモデルは高校を卒業するまで、買い続けた。
それが今では、クリスマスも忘れ、正月はただひたすらダラダラと過ごすだけ。何の厳かさも抱負もない。
何かダメだよなあと思う。
でもやはり正月くらいは、とめどなくダラダラとしたいんだよなあ。
あまり出歩かない方がいいみたいだし。
しかし、初詣には行きたい。あの初詣の雰囲気は大好きなんだな。
去年はライブ配信での初詣などをした。
今回もそうするか・・・
いやいや、二日目あたりの深夜に神社に突撃するという手もある。
きっと、田舎町の小さな神社なので、ガランとしているはずだ。
皆様はどのようなお正月をお迎えになるのでしょう?
僕は気持ちも新たに、一つや二つ、やると決めた事をやり遂げる年にしようと思っている。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。