レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -57ページ目

月夜のサーファーガール

年と共に、活字を追い掛けるのが、面倒になってきている。

調べものの場合、兎に角、パッパと要点を知りたい。

そこで、ハタと気が付いた。

YouTubeに上がっていないか?

すると、「マジか!」と思う程、該当するものが出てくる。

「今更?」と言われそうだが、その「今更」なのだ。

動画で丁寧に解説してくれているものが多いので、幾らか見ると、おおよその事は分かる。

なんと便利な時代になったものか。

そんな事で、今日もYouTubeを開いた。

と、何とも懐かしい音楽タイトルが目に入った。

森田童子-ぼくたちの失敗-

かつて、ドラマ主題歌にもなった事がある。

その時は、ちょっと違和感があるよな、と思ったが、まあそれはそれ。

森田童子-その歌詞もメロディーも何処までも物悲しく切ない・・・

 

僕は底なしの暗闇を覗くようなことはしない。

と思いつつも、森田童子にひどく惹かれる。

独特のか細く柔らかい声。囁くような歌。

かつて、このような強烈な個性と世界観を持ったシンガーソングライターが存在した。

僕が森田童子を知ったのは、ドラマ主題歌でその名前が広く知れ渡るより随分前。

殆どメディアには登場せず、その素顔も見せなかった。


何故に森田童子が画面に出てくる? と、思いながら、ポチッとしてしまった。

 


歌詞は学生運動(恐らくは1970年前後)とその終焉、社会の大きな波に翻弄される若者を比喩しているように思える。

学生運動と言っても、今のお若い方には何の事か分からないかと思う。

僕も大学の古く崩れかけたようなクラブハウス? にペンキで書きなぶられた文言をみて、

かつてそんな闘争があったのかと知る程度だ。


この曲を聴くと、ある女性を思い出す。

 

小麦色に焼けた肌、サーファーカットがよく似合った女性だ。



少し話は反れるが、

かつて、僕は映画でも観るように事細かくその情景、会話を覚えてしまう事があった。

そして、それはいつまでも色褪せない。・・・僕の意思に関わらず。

ある事をいつまでも鮮明に覚えているというのは、そんなに楽しい事ではない。

これは軽い何とか症候群というのではないか? と、思う事もあった。

が、最近はそんな事も少なくなってきた。

単純に年のせいだろうけど。

今から書こうと思っているのは、そんな色褪せない記憶の一つだ。


・・・・次回に続く・・・