今日は初めて〝みたらし”餡を作りました。材料も方法も、とてもシンプル。醤油、砂糖、みりん、片栗粉、水だけを使って、所要10分です。甘辛い醤油砂糖の餡って、家庭の味だったんですね。私は今まで買うものだと思ってましたが、これからは家で作ろうと思います。日本の繊細な味、改めて好きです。


試作のための試みだったのですが、同級生は、ずんだ餡、黒蜜も試作し、アイスクリームのトッピングまで登場して、楽しくて美味しい試食会になりました。みんなで作って、そして作りたてを楽しく食べられること。とっても贅沢です音譜



今回、やってみて初めて実感としてわかったことがあります。

それは、団子や餡が、すぐ固くなったり、悪くなったりしていく、ということ。



スーパーなんかでみたらし団子がよく売ってますが、製造から長時間たってるはずなのに、柔らかくて腐らない餅と餡は、添加物によって可能になってるんでしょうね。いつも、買おうと思って立ち止まるのですが、容器の裏を確認して、正体のよくわからない原材料名を発見し、棚に戻していました。そっか、作りたてを食べないから、そういうことになるんだな、と納得。


自分で買い物をすると、原材料が気になり、そして産地も気になり、結局、買うモノが限定されてしまうのでした。気づけば、添加物のない食品(又は表示されないだけ?)は、お野菜と果物くらい。そのお野菜も、生産段階でどういう扱いを受けているか、わかりません。結局、農薬やら、ワックスやら、化学肥料やら、私は何を食べてるのか、ちょっと恐ろしい気もします。みんなの身体はそんな得体の知れないものから出来上がってるんですね、今時は。


沢山のものを遠くに運んで消費するってことは、ますます、生産、流通、加工、全ての「見える化」が難しくなります。


地元で見てる中で作られた食材を、家庭で料理して、すぐ食べる。それが一番安心な気がします。