つづきです。
 
1棟目の不動産を買うに当たって、最初から法人化した方が良さそうな気がしてきました。
 
当時、法人化を決意した流れはこんな感じです。
 
色々調べてメリットとデメリットを洗い出し
デメリットを軽減できるのかを検討
メリット>デメリット
一棟目から法人
 
個人的な一棟目から法人化するのメリットとデメリット+改善策をし2つずつ紹介します。
 
本記事は、法人化のメリット+最初から法人化のメリットです。
 

  法人化メリット①たくさん稼ぐなら税金が安い

これは単純に法人化のメリットです。

 

不動産を法人化と個人所有の税金の違いは、不動産の利益を個人の収入で税金を払うか、法人として税金を払うかの違いです。

 

【個人の場合】

本業年収900万円+不動産の利益300万円

=1200万円→課税

 

【法人化】

個人 本業の年収900万円→課税

法人 不動産の利益300万円→課税

 

個人でたくさん払うか、個人と法人で分けて税金を払うかの違いです。

 

ここで、大事なのは個人の税金は年収が上がると高くなっていくということです。年収が上がると20%→30%→40%→50%と上がっていきます。

しかし、法人税は、たくさん稼いでもほとんど変わりません(ざっくり実効税率30~35%です。)。

 

法人の税金は国に納める法人税、地方自治体に納める法人事業税、法人住民税が主なものです。

全て併せて法人税なんて呼ばれます。

 

 

計算は複雑なので、実効税率というものを使います。これは、全てひっくるめて税負担のことです。法人は、所得(税金計算上の利益)の30%~35%になるようです。

 

 

こういうのは会計事務所のサイトをみるのが早いです。

https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/glossary/effective-tax-rate.html

 

 

 

 

私は不動産でたくさん稼ぐんだと思っているので、最初から法人化しました。

 

一点注意点として、法人の場合は利益が出なくても法人住民税の均等割りという税金がかかります。

私は7万円年間払ってます。

 

 

 

  最初から法人化メリット②法人化するときのコストが小さい

 

こちらが本題の最初から法人化のメリットです。

 

最初から法人化すると法人設立のコストが安いです。

 

私は合同会社で設立しました。

費用は、登録免許税の6万円とコピー代くらいだったと思います。

不動産が無い状態で設立すると6万で会社つくれちゃいます。

 

 

これが不動産を所有している場合だと、

不動産の所有を個人から法人に移さなくては行けません。

 

このときに不動産の登記費用(不動産取得税など)、司法書士への依頼料。不動産を個人から法人に移す契約書の作成・印紙費用、ローンの名義変更など盛りだくさんになってしまいます。

 

特に不動産取得税は高く、固定資産税評価額の3%です(年度によって変更あります)。

売値5000万円のアパートだと50万円くらいはかかるイメージです。

 

これを考えたときに、最初から法人設立にしました。

 

 

法人設立はfreeeを使いました。

 

 

 

つづく