4月6日 月曜日 晴れ
昨日、出勤後、申し送りで「火曜より微熱、咳あり」の利用者がいると知り、一時、絶望した。しんどいのも面倒なのもイヤだ...。何より、この二週間で会った友人らに迷惑をかけることになる。いざ自分の罹患可能性を考えると、本気になるもので、アメリカCDCのサイトを読みまくった結果、いわゆるコロナ的な症状ではなく、端的に風邪なようだと安心した。とはいえ、日曜は大事をとって外には出なかった。
翌日、仕事明け。待機時間に座ったまま眠ると、まだ体力的にマシなことに気付く。無事に脱職場して、800円で食べれる寿司ランチへ。にぎり六貫に赤出汁、ミニ天ぷら付は安いと思う。回らない寿司の店だし。うまかった。とはいえ、それだけでは足りないので、御屋敷にてパスタを食べた。
しかし、どこもかしこも、ほとんど人が歩いていない。これはやばい...。
巡回経路の天地書房をめぐって数百円で遠藤周作と『絶滅の人類史』を150円で購入。東大の進化生物学者のエッセイらしい。なかなか面白かった。
要約すれば、大きくみると「人類」史は、約700万年で25種以上の人類が存在しており、ぼくらホモ・サピエンスは、最後の一種らしい。人類進化のカギは、おそらく「直立二足歩行」と「犬歯の縮小」。
最後の仲間ネアンデルタール人は約4万年ほど前まで生きていて、姿を消した。御屋敷で、一気に最後まで読んで、消えた彼らを思い、少し胸をつく哀しみを覚えた。進化の果てに獲得した形質のゆえに、滅びを身に受ける生物の哀しみの余韻。ネアンデルタール人は、神とどのような関係にあったのだろう。
疲れてはいたが、うたた寝効果なのか、まだ眠くないので、夕食としてオムライスを食べてのち、ファニーティアーズへ。知人らの顔を少しみた。のんちゃんと、まさかの遭遇を果たし、マスク販売を聞いたので、その足で買いにいった。さすがに人と話すときは必要となるのだろう。
【ぼくが視認したお給仕ズ】
うなぎ