若い時代は、一瞬。

ゆるやかにひっそりと知らないうちに

終わってる。  


20代の頃、ミッシェルガンエレファントの

『世界の終わり』を初めて聴いた時、

共感とかシンパシーとか刺さるとか

そんなかっこいい言葉ではない、

生ぬるい血が頭から流れる感触だった。


社会や大人への強い不満と抵抗感

でも、それに立ち向かうだけの

自分への信頼も勇気も

生きるエネルギーもなかったあの頃

自分の中に溜まった

自分への絶望や感情がどろどろしていた

孤独で生きるのがしんどかった


でも、それは、私だけが感じていた

感触ではなかったことに

あの時も、うすうす気がついてた


そして、今、土の時代から風の時代へ

人類は大きな転換期を迎えている。

いろんなことが

暴かれたり解明されたり予測されたり

暇つぶしも無数に増えた。


でも、いつの時代でも、

人は、体のどこかで

世界の終わりを予感してる気がする


〜ミッシェルガンエレファント

(世界の終わり)より〜

悪いのは全部 君だとおもってた

狂っているのは あんたなんだって

つぶやかれても ぼんやりと空を

眺めまわしては 聞こえてないふり

世界の終わりは そこで待ってると

思い出したよに 君は笑い出す













昨年は、とらのこゆう、ならびに、

やわらかい殻、Lunatic Soleil にお付き合いいただき

ありがとうございました。 

私たちにとって、良い年になりますように。


しかしながら

2024年は新年早々、地震、飛行機衝突に

見舞われ、ご家族を亡くされた方、 

自宅をなくした方、避難生活を送る被災者の方々、

たくさんいらっしゃいます。

一日も早く、余震がおさまりますよう、

不安や悲しみから解放される日が

くるよう今は祈ることしたできませんが

できることをXで探しています。






2023年10月19日に脳幹出血のために

57歳で櫻井敦司さんが亡くなった。


BUCK-TICKのデビュー当時からのファンの

ヒデからのLINEで知った。


文字の意味が理解できなかった。

すごい人だと思っている人は、

死なないと思っていた自分の無意識に気がつく。


私は星よみ占い師でもあるので、

櫻井さんのホロスコープから色々分析できる

のだけど今回は、そんな気にはなれない。

占いは、客観性も大切だけど、まだ

そんな気にはなれない。 

アーティストとして、ミュージシャンとして

素晴らしい人がいなくなってしまったんだ。

それ以上でもそれ以下でもない。

彼は消えてしまった。


ここ最近考えていたことは、

櫻井さんは、魚座だから、トランジット土星が

来てるから体を気をつけて欲しいなと思っていた。

リスナーのため、

感覚を全開で、歌ってくれていたし、

彼の菩薩のような愛が、今の日本や世界の戦況に

人一倍、心を痛めているだろうと想像していた。


BUCK-TICKとは、

洋楽、クラシック、日本の歌謡曲から

影響を与えられながらも、

どれにも迎合しない反抗と自由と愛の

BUCK-TICKというジャンルの唯一無二の

エンターテイメント音楽だ。


櫻井さんの美しい声を聴く時、

慈悲深い心と美しく繊細な

魂の人だということを強く感じる。

また、まるで神への捧げ物のように彼自身を

曝け出して、私たちの欲望や不条理や苦しみの

さまざまな感情を受け入れて

昇華してくれていたということも。


歌わない以外の櫻井さんは、

いつも微笑んでいて、

あたたかい眼差しを向けて

周りの人たちや、私たちを見守ってくれていた

ような気がする。



大好きな天使猫ちゃんたちと、

ゆっくり休んでください。


いつまでも悲しむ私たちのことに

また心を痛めるといけないので、

あなたの意思。

あなたに

少しでも近づけるような人になれるように。


そうだ未来だ