若い時代は、一瞬。

ゆるやかにひっそりと知らないうちに

終わってる。  


20代の頃、ミッシェルガンエレファントの

『世界の終わり』を初めて聴いた時、

共感とかシンパシーとか刺さるとか

そんなかっこいい言葉ではない、

生ぬるい血が頭から流れる感触だった。


社会や大人への強い不満と抵抗感

でも、それに立ち向かうだけの

自分への信頼も勇気も

生きるエネルギーもなかったあの頃

自分の中に溜まった

自分への絶望や感情がどろどろしていた

孤独で生きるのがしんどかった


でも、それは、私だけが感じていた

感触ではなかったことに

あの時も、うすうす気がついてた


そして、今、土の時代から風の時代へ

人類は大きな転換期を迎えている。

いろんなことが

暴かれたり解明されたり予測されたり

暇つぶしも無数に増えた。


でも、いつの時代でも、

人は、体のどこかで

世界の終わりを予感してる気がする


〜ミッシェルガンエレファント

(世界の終わり)より〜

悪いのは全部 君だとおもってた

狂っているのは あんたなんだって

つぶやかれても ぼんやりと空を

眺めまわしては 聞こえてないふり

世界の終わりは そこで待ってると

思い出したよに 君は笑い出す