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他人が自分に発した
言葉や行動に、
その人の悪意とか嫉妬や思惑、いびつな
愛情などなどが、
どれくらいふくまれておるのか、
その真意は他人のものであるかぎり
自分には永遠にわからない。
しかし、
自分がチラリとでも不快だと感じ、
自分に向けられた言動は、
あなたは、それ以上、考えることも
反省もする必要はないと思う。

さらさらーっと流すか
もしくは、身体に残ってしまったら
その人に、イメージの中で
リボンでもつけてお返ししたり、
土に埋めたり、空に投げたり、
とにかくその場で捨ててしまえばいい。
いや、捨てるべし。


友達のセラピーを最近続けて受けた。
セラピーを
記録したノートを見返し
最近、読み返している
川上弘美さんの小説で
新たな発見があったりで、
そんな風に考えるようになった。

自分もふくめてみんな。
にんげんて、かわいそう。
動物になれなかったのは、
前世で重罪を犯したのかね、
にんげんは。

にんげんなんて、みんな、
頼りなくて、すぐ不安になって、
怖がりで、卑怯者で、自堕落で
いやらしくて、悲しくて、
切なくて、優しくて、お人好しで、
さみしくて、さみしくて、
どうしようもなく一人ぼっち。
そんな人間の大人のあいだで育った
人間の子供なんて1人残らず
自然なままで、
さらさら美しく流れるように生きられて
聖人君子になれるはずないわ。
穏やかで従順な
動物、たとえば、牛とか?犬とか?
に育てられることが
可能ならそれも叶うかもしれないけれど。

セラピー時に、自分が覗いた自分の
心の中には、いびつな愛情や思惑、
自分を取り囲んでいた親戚たち
の悪意や複雑な感情、
そんなのが、心にたくさん
残っていた。10代の私は、
得体の知れないモヤモヤが取れずに
ずっと同じ場所で
うずくまったままだった。

そして、出来上がった、
いびつな、不安定な、自堕落な、
自己中な、いやらしい、
気まぐれに優しい私。

大人になって、
いろんなものにすがりついては
裏切られ(たと思い込み)
すがりついては
裏切られ(たと思い込み)。

そんな夜更けの帰り道
斉藤和義の曲が
iTunesのシャッフル再生で聴こえてきた。

『暗い森で転んだって
明日の鍵をなくしたって
そのまま、まっすぐ歩けばいい
お前なら分かってるだろう
だまされたって凹んでないで
窓の外を見てごらんよ
さっきからずっと幸せの鳥 
車のとなりを飛んでる』
斉藤和義『カーラジオ』


心が重くて動けなくなって
しまってる、
あなたも、君も。あなたも、あなたも。
もしかしたら、それって
あなたを取り囲んでいた
ひとびとの思惑、特に不快な感情を
真面目に食らい過ぎたせいかも
しれませんぞ。
だからこそ、自分が不快に思った
言動を分析することは、
時間の無駄で、バカバカしいし、
それを言うことで自分の価値も下がる
気がするな、うん、私も金輪際やめよう。

そんなもの今すぐ
トイレに流しちまえ。
それでも不安なら
何かにすがりつきながらでも
とにかく立ち上がって歩けばいい。
すがりついたものに裏切られたら、
また別のすがりつくものを探して
また立ち上がって歩けばいい。
そのうち、自力で立ち上がれる日がくる。
青い鳥は、
あなたの隣にも飛んでる、ぜったい。