とらのこのブログ


今日は都心も大雪らしい。

私の住む都心から電車で1時間半ほどの里山も雪化粧。


昔、幼いころ、あまり雪の降らない土地だったから

雪がつもると嬉しくて雪だるま雪だるま作ったり、

綿あめみたいな雪を手いっぱいに集めて

食べてみたりハートした。


だけど、残念ながら、

今の子供たち、無邪気に雪と戯れるだなんて

無理だね。

なんせ、放射能フレーバー・・・ですから。

子供たちの未来に私たち、負の遺産しか残せないのか?


最近、斉藤和義の[45stones](2011.10発売)のアルバムをずっと聴いてる。

斉藤和義といえば、最近では「家政婦のミタ」の

主題歌「やさしくなりたい 」で有名な

ロック・ミュージシャン。

3.11の直後の反原発ソング「ずっと嘘だった 」がネットで広がり

記憶に新しい人も多いはず。

今回のアルバムは、

「この国を牛耳るマネージャンキーたちの言いなりになってたら、

おれたちも、この国もこの世界も取り返しのつかないことになってしまうぜ」って

彼は言ってるよう。

猿の惑星 って曲は、今の日本のテーマソング・・だね。



30年以上前から忌野清志郎は反原発ソング や、

タイマーズのバンドでも歌ってた、

スポイルされたメディア のこと、原発音頭や、「メルトダウン 」なんかもあって驚く。

そのおかげで、テレビ出演禁止になったり、「covers」ってアルバムが発売禁止になったりした。

故・筑紫哲也のニュース23 でも話してたよね。見てた人もきっといるよね。


3年前に逝去した清志郎のことを歌った曲が

斉藤和義のアルバムには、前回も今回もある。


「雨宿り」を聴いて、清志郎は、まだ天国に行ってないかもしれないって思った。

なぜなら、こんな今の日本、見てらんねーぞ、って怒ってるね、きっと。

キヨシロー生きてたらなんていうかな?とか

未だに、みんな甘えたこと言ってるもんね。

私もね。



でも、もう、私たちが、変えていかないと。

あぐらをかいて搾取する輩たちの陰謀なのか

怠慢で従順な国民性の所以か

何も考えず、疑問ももたないアタマになってしまってるんだよ私たち。


だけど私は

空々しくて、危機感も何もなくて、ただただ陳腐な言葉-「がんばろう日本・・・!?」

なんてもう何度も何も度も、聞きたくないし、騙されたくない。




自分の頭で

考えて

表現して

行動する

勇気をもらうために

私はロックを聴く。のだ--!