「君が君である以上、君が一番正しい」
~Bob Dylan~
「お互いを把握することはできても
100%理解し合うことは不可能」 って言ったのは、
確か、70年代のSF作家でタレントだった鈴木いずみ。
20代のころ、サブカルチャー好きだった私は、
アンダーグラウンド作家の本ばっかり読んでいて、
彼女のシュールで明るい絶望感の雰囲気の世界を気にいっていて。
だけど、30代になってから、思い出して
納得できた言葉は、これくらいかな、彼女の言葉の中で(笑)
20代、音楽も本も雰囲気で聞いたり、読んだりしてたから、
なーんにも心に残ってない。
ただの、娯楽だったんだなあ。
だけど、最初、読んだり、聞いたりしたときは、
ショッキングだったり、そんなに好きなわけじゃないのに、
なぜか心に引っかかってしまう言葉。
しかも、5年、10年してから、くっきり蘇る(よみがえる)言葉。
その中のひとつが、冒頭のボブディランの詩。
どんな人でも、もちろん私も、
自分のことを100%理解してもらいたいと、
すごーく丁寧に、慎重に、話しても、すべてを伝えることは、
心の無意識の領域や、プライドや、知らず知らずに
身に付いた癖のせいで、また、聞く側も無意識のうちに、
彼(彼女)のフィルターにかかるので、
時には歪んでしまったりして、難しい、、っていうか
無理かな。
そう考えると、
占いというジャンルのアドバイスや、時には友人のアドバイスを
得ても、本当は悩んでいる自分の中にしか、100%求めている言葉や、
考え方は存在しないのかもしれないと思う
だけど、占いの言葉も、友人の助言も、
そんな自分の内側を探求するための手掛かり。
うん、きっとそう、私は思う。
「我々は精神的な部分に重きを置きすぎて現実的な対処法をおざなりにしていまっている」
と、身近にいるリアルな仏像が私に言いました(笑)
あ、同じこと言ってた人が他にもいた、、、
「忘れるなよ
目に見えないものがすべてなんだ
忘れるなよ
目に見えるものがすべてなんだ」
~浅井健一~
今日の風は冷たかった・・・・
風邪をひいてしまいました~
みなさんも気をつけて!
関係ないけど、最近、黒豆茶にハマって