地震から4日。 

私は3年ほど前、地方の新聞社からの請け負いで釣りの本を作っている小さな出版社で働いていました。その中で宮城・福島の50以上の釣り具店や釣り船の船長さんを電話取材しました。
晴れた日は店の前の海に出かけて釣りをする気仙沼の釣具店のおじいさん、いつ電話しても渡船の上で、豪快な声と笑い声で魚のことや釣り場のことを親切に教えてくれた塩竃の船長さん、リアス式の美しい海岸線の航空写真。
悪夢のような津波に瞬く間に、どんどんのみこまれていく、あのときに談笑しながら感じた電話越しの穏やかであたたかい人たちと、日常。あのテレビ映像を何度みても、現実の光景とは今でも思えません。

地震の日、私の住むマンションは古かったせいか、揺れがひどく、本棚を必死で押さえながら、生ませて初めて生命の危機を感じました。テレビ、食器棚、本棚が倒れ水槽もひっくり返り魚が行方不明になりました。 
だけど、命が助かり、家族もうちも何も失わなかった私には、東北地方で被災された方々の地獄の中での恐怖は、想像を絶するものです。津波に襲われながら、すさまじい恐怖の中で亡くなった方々の悲しみを思うと不条理さと虚無感に胸がつぶれそうです。
だけど、そんな凄惨な中で生還され避難所で過ごされている方々の心の傷が少しでも癒されるような、現実的に役立つこと、なんだろうと考えてます。 

自分の不安からくる買い占めや、原発への妄想を膨らませる前に、まずは、被災者に届く募金を自分のできる範囲ですることが、今、非力な私たちにできる、せめてものことだと思います。 

三井住友銀行やコンビニ、ネットなどで、義援金を募っています。被災された人たちが、少しでも希望をもてますよう、募金しましょう!

もちろん、私も募金します!