今日、面白いことがあった。

とっぷり日も暮れた会社の帰り道、私の駐車場と救急病院のあいだにあるバス停で
年頃の女の子がふたり、時刻表を見ながらオロオロしている。

聞けば、
「おばあちゃんのお葬式あって…大阪から小倉へ来てて…そしたら妹が倒れて
…病院に運ばれて…でも、お母さんにあんたたちだけで先に帰りなさいと言われて…
小倉駅に行きたい、でも小倉駅がどこにあるかわからない
…新幹線の時間も過ぎて…乗り遅れて……」と言うんである。おいおいおい。

なんだその不幸の雪だるまは? とか、ツッコミを入れたがってる自分はさておき
(一緒にいたダンナは新手の詐欺だと思ったとか。ひどっ笑)
なんとか駅への道順かバスの路線を説明しなくちゃと、私はがんばった。

しかし、なにしろ仕事あがりの疲れた私の頭はうまく廻ってくれない。
そのうえ、その姉妹と私たちのいた場所は、かなりの裏路地で
ふたりを間違いなく駅にたどり着かせようと思ったら
「…あーいってこーいって表通りにでてそれから…」みたいな
そうとうに複雑な説明をしなくちゃいけない。
さらに夜だ、小倉の夜はコワイんだぞ。

てなことを、ごちゃごちゃ考えてたら、もーメンドクサクなっちゃって
「新幹線口まで送るから、私の車に乗り」と口走ってたw
そしたらその姉妹、特におねえちゃんのほうが
ポロポロ泣き出しちゃって
あらら、気が張ってたんだなぁとか、不安だったんだなぁ、ってやっと解って
こちらもすっかり、よし、オバちゃんにまかせとけ、的な気分に。
私も単純なもんである、笑。

じっさい帰り道の途中みたいなものだし、たいした手間でもなかったんだけど
ろくに疑いもせず、あっさり見ず知らずの人(=私)の車に乗っちゃう二人が
あまりに素直というか、あぶなっかしいというか
とにかく駅に着いて、
ダンナに改札まで送らせて、時刻表も見てやって
「あと10分後に新大阪行きが来る」てところまで確認して
さよならした。


今頃ちゃんと大阪のおうちに帰り着いているだろうか?あの子達。

そんな感じのかわいい出来事。



さてその後、私たち夫婦は、人助けのご褒美♪ご褒美♪とか言って
町イチ美味いチャーハンを食べて帰りました、とさ。