帝王切開術後の点滴は、主に合併症を予防するために行われます。


合併症でいちばん怖いのは、肺塞栓症。

術後、寝たきりになっていると、ふくらはぎに血栓が出来て肺に飛んでしまうという病気です。

「エコノミークラス症候群」としても知られていますね。


これを予防するためには、弾性ストッキングの着用、足のマッサージポンプの装着に加えて、血液が固まりにくくなる薬の投与が行われます。


あと、もうひとつ感染症の予防も大事。

開腹手術なので、そこから感染を起こさないように抗生物質が投与されます。



今回使った薬の一覧


クリップパンスポリン静注用
手術創の二次感染


クリップサヴィオゾール

血栓症の予防、産婦人科出血の循環血液量の維持、手術の循環血液量の維持、


クリップソルアセトF

循環血液量減少時の細胞外液の補給、循環血液量減少時の細胞外液の補正

クリップフラグミン

DIC、血液体外循環時の灌流血液の凝固防止、血液透析の灌流血液の凝固防止、汎発性血管内血液凝固症


クリップヴィーン3G

エネルギー補給、経口摂取不能又は不十分の水分・電解質の補給・維持


クリップソセゴン

麻酔前投薬および麻酔補助



抗生物質は1日2回、ヴィーン3Gは1日3本(1500ml)、サヴィオゾールは1日1本(500ml)

ってな具合で、かなりの量を投与されます。

絶飲食で脱水になったら困るからと言うのもあるけれど、普段飲んでいる水の量よりかなり多いので、心なしかからだがむくんでます。


(お産が終わったらむくみが解消されると思ってたのにあせる

ソセゴンは傷口の痛みと後陣痛に対して鎮痛剤として打ってもらいましたが、つづけて打ってたら頭が朦朧としてきてちょっと怖かったです。

やっぱり薬に頼りすぎはいかん!と思って、その1本でやめにしてもらいました。



ちなみに点滴の針はさしっぱなしで、それについているジョイントに管をつないで、入れ替わり立ち代り点滴を入れていきます。



あと3日間ぐらいこんな状態でしょう(苦笑)。

【はじめに】

血を見るのがだめな方、痛いのがだめな方は読まないでね!



今回は「瘢痕子宮」という病名により、帝王切開になりました。

前回が帝王切開だったり、子宮筋腫を取り除く手術などで子宮にメスが入っている場合、その部分が薄くなっていいて子宮破裂を起こしやすいため、安全をとって帝王切開する場合がほとんどです。


自ら選択した帝王切開でも怖いものは怖い。


中央手術室で行われるため他科の手術のスケジュールとの兼ね合いもあり、その日の2番目の手術として午前10時30分から

予定されていました。


どきどきドキドキ


ところが、別に緊急手術が入ったため、その次の時間帯に繰り下げられるというどんでん返しあり。

何時に始まるのかわからなくなり、昼寝して待つことに・・・。

かえって緊張せずよかったかも。



前夜より、絶飲食とないり点滴開始。

点滴をつけたまま手術室へ。


執刀してくれるのは、昨日初めてお会いした美人女医さん。

そして、いつもの主治医の先生。

女医さんはめちゃめちゃ気合の入っている方で、前夜と手術前に

「頑張りましょうビックリマーク」 

ってさわやかな笑顔で気合を入れてくれました。好感音譜

主治医の先生はいつもと変わらないおだやかな笑顔で私の体調を気遣ってくれる。

この先生方なら、安心してお任せできる。こんな幸せなことはありません。


それに加えて、麻酔医の先生、担当の助産師、手術室専属の看護師2人で手術が始まりました。


麻酔は背中の腰椎の所に入れる「脊椎麻酔」

針を刺すのが痛いと聞いていたが前回の帝王切開では蚊に刺されるほども痛くなかった。なので安心していたが、今回は痛みもあり、薬を注入する時の違和感もあり、おまけに刺激でか足にびりっと痺れが走った。


この後どんどん麻酔が効いてきたのですが、効きすぎてしまい気分が悪くなる。

酸素吸入をあてがわれて、やっと正気を取り戻しました。



「よろしくお願いします。」

の挨拶を聞くと、すぐに帝王切開が始められた。


前日の説明では反復帝王切開の場合、前回の手術創が癒着していることがあり、赤ちゃんを取り出すのに若干時間がかかると言われていました。


赤ちゃんまだかな、でも息苦しいから深呼吸、なんてことを繰り返している間に時間はたち時計



赤ちゃんが誕生しました。



お兄ちゃんと同じように元気な産声ですぐにわかりました。


「男ですか? 女ですか?」

「男の子です」


はあ、また男か、観念しよう。



身体をきれいに拭いてもらい、私のもとへ。

さわっていいですよ、といわれ顔を触ってみる。

どんな顔? よく見せて。


球体の中に押し込められていて、しわしわのくちゃちゃの顔になっていた。

たとえて言うなら・・・




ストッキングをかぶったお金銀行強盗



うわーん、かわいくないよぉ。

お兄ちゃんのときもそう思ったが、かわいくなくて好きになれなかったらどうしよう。


あとで見たらかわいかったですけどね。



生まれてきてくれてありがとう。

感動で涙が出ました。

そしてまた呼吸困難になり(感動のせいか?)、酸素吸入をあてがわれました(笑)。



そのあと、おなかを閉じていくのですが、ここで効きすぎていた麻酔がだんだん切れてきて、ちくちく縫っているのがわかりました。

痛いです~!!

と魂の叫びを伝えても麻酔の追加投与はなく、別の鎮痛剤が投与されました。


実は手術台のライトの鏡面で先生たちが縫っているのが見えたの。

女医先生が、くっくっ!って手際よく縫っているのがかすかにわかり、それ自体は安心だったのですが、あと何針だろうなんて余計な心配までしちゃったよ。


それで最後の最後に、ホッチキスの針がなくなって。

それもあとの1針いて座のとき。

ナイロンの糸もすぐ用意できなくて、この時間が異様に長く感じられた。



これで手術は終わりました。

先生から手術の進み具合について話がありました。

前回の手術創の状態により縫うのに時間がかかってしまったこと、思ったより出血が多かったけれど輸血は必要なかったことを聞かされました。



何はともあれ、無事終わってよかったです。


3月28日、午後2時1分、男の子が生まれましたクラッカー


体重:2546g、身長:48cm。

もうちょっと大きいかと予想していましたが、ちょっと小さかった。

Bigに育てます。


顔はお兄ちゃんの赤ちゃんのときにそっくりです。

何でも知っているというような、えらそうな顔をしています。



今まで、応援ありがとう。


これで、終わりじゃないですよ。

ジストニアの治療は、ここが始まりになります。


でも、この先のことは、なんとかなるさ!って思ってます。


引き続きこのブログでは、治療や、病気を持ちながらの子育てについて、思ったこと感じたことを書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。