女性が多く、孫もいるような歳のパートのおばちゃんもいる私の職場。 みなさん介護という仕事を続けているだけあって、社員もパートさんも温かい人ばかりで、悪阻が酷い時は本当にお世話になった。


妊娠初期だった為、妊娠を知らせていたのは正社員の上司のみで、他の人には体調不良ということで認知されていた。元々ハキハキ話す元気な子というイメージがあったようなので、そんな曖昧な理由でも皆心配してくれて、深掘りせずに配慮してくれた。


しかし3日に渡って仕事を休み、結果は流産。心配かけた上に更に気を遣わせそうだなぁ…と伝えるのは気が重かったが、仕方がない。それに、仕事を辞める意志も話さないと…。


まずは主任、その後に館長だろうと狙いを定め、主任に相談。「実は…」と話すととても心配そうな顔をされたが、辞めたいという旨を話すとすぐに理解してくれた。


主任は私の一個上の先輩なので歳が近く、元々かなり後輩を可愛がってくれるタイプの人だ。この仕事を結婚後まで続けるのはキツイのは分かっているし、先輩自体が「結婚決まったら、こんなところ速攻辞めてやる」と常々話していたのだ。


あっさり理解してくれてほっとしながら、流産したが結婚はそのまますることに決まったと話すと、「おめでとう。めろんがいなくなるのは寂しいけど、私は、辞められるなら早いうちに辞めた方がいいと思う。向こうの仕事も早めに覚えたいだろうし、色々準備もあるでしょ?館長に一緒に話に行こうか」と言ってくれた。


そして2人で館長の元へ。流産の話をすると主任と同じようにとても気まずそうな、気遣うような表情になったが、思いのほかあっけらかんとした私の様子を見てびっくりしていた。(まぁ、普通は流産したってなったら落ち込む人が多いだろうしね)


そして辞めたいという話をすると、残念そうな顔はされたが、受け入れてくれた。産休を今後取るかもという話をした時に、彼の家から職場がそんなに近くないことは伝えていたから。
そして話し合った結果、1ヶ月半ほど働いたあと、有給消化という形で2ヶ月いっぱいで辞めることに決まった。