2008/7/29
七月大歌舞伎@大阪松竹座
に行ってきました。
火曜日の昼間(昼の部)なので、有給とってね♪えへ。
FSBにーさんとかtakezo~さん、もし読んでたら、ごめんなさい。。。
■演目(昼の部)
1. 春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ) 長唄囃子連中
2. 木村長門守(きむらながとのかみ) 一幕
血判取
3. 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 四幕
花水橋・御殿・床下・対決・刃傷
さてさて。
前日のバレエに引き続いて、初体験の歌舞伎です。
出演者の方々は有名なヒトばっかりだったみたいで、
同行の母は大喜び!!
でも、世間知らずで不勉強なわたしには
聞き覚えのあるヒトがいるなぁってくらいでした。。。
(ほんとに失礼だー!)
そんな状況なので、始まる前にちゃんとイヤホン解説をレンタル!
これが大正解で。
初心者にもわかりやすいように、丁寧に解説してもらえたので
何とかストーリーについて行くことができました^^
1つ目の、春調娘七種は3人が踊るんだけど
それぞれの性格、役回りによって、
衣装とかメイクとか動きが全然違って面白かった!
2つ目。。。木村長門守。
これは、「動き」というよりも「台詞のやり取り」がメインで
初心者にはちょっと難しく・・・ちょこっと意識を失いかけちゃった。。。
でも!!
凛々しい我當さん演じる(若年な。笑)木村長門の守が、
古だぬきな家康と堂々と渡り合って一歩も譲らず
しっかりとお役目の血判状を受け取るところ。
その血判状を受け取った後は
木村長門の守はそれまでの非礼を丁寧に詫びてお礼を言うの!!
そのシーンがとっても印象的でした。
かっこよかったなぁぁ。
主君、豊臣秀頼の代理としている間はめっちゃ強気だけど
その役目が終わったら、本来の自分の身分に立ち返る。
だって、主君の代理でいる間は、
主君と対等である家康に負けてたら、主君の名前を汚すわけだし。
でも、自分は家康とは比較にならないくらい格下の侍で。
それをちゃんとわきまえて、役目が終わったら本来の自分にもどって
ちゃんと下座に下りる。
こういうのっていかにも日本的な考え方だよね。
そして、それをかっこいいと思うわたしたちも
やっぱり日本人なんだなぁって思いマシタ。
3つめ。伽羅先代萩(めいぼくせんだいのはぎ)。
内容は・・・もともとは仙台の伊達家のお家騒動のお話。
なんだけど、
このお芝居が書かれた時代、幕府の検閲を避けるために
伊達家を足利家に置き換えて上演したそうです。
ということで、
「先代」 = 「仙台」。
萩といえば宮城野の名物。
伽羅(きゃら)という香木で作った名木の下駄を履く、伊達男・伊達綱宗。
という風に、タイトルに上手く真相を隠していたので
観客はちゃんと「伊達家のお家騒動」とわかって観ていたそうな。
うーん。
ここまで書いて疲れちゃった。
でも、お話のメイン?「御殿」の一幕はほんとよかった!
若君を育てる乳母・政岡が、必死に若君を守り、
その為に自分の子まで失ってしまう。
本当は、わが子がなぶり殺しにされて辛くてたまらないのに
若君を守らなければいけないというお役目の為に
自分の気持ちをぐっと押し殺す。
そして。
皆が去った後に、わが子を抱きしめて嘆き悲しむ。
ベタな展開やなぁと思いつつも、
その気持ちがありありと伝わってきて、思わず涙がこぼれちゃった。
歌舞伎だからもちろん、乳母だって男のヒトが演じてるわけで。
体格とかもごつい(しつれい!)んだけど、
動きとか演技がどう見ても女の人で
母の愛情、悲しみ、悔しさとお役目、
その気持ちの中でもがく女性そのものでした。
それから!
若君と、政岡の子・千松の2人の子役のかわいさったら。
もう微笑ましくて、いとおしいくらいの頑張りようでした!
何より千松のいじらしさ。
大好きな母の為にお腹が空いても我慢して、
母の言いつけどおり、若君を身を挺して守る。
こんないじらしい子をなぶり殺しにするなんて
八汐(やしお)はもうヒトじゃない!!って思っちゃった。
その後の「床下」「対決」「刃傷」は
いかにも歌舞伎!ってカンジの演出が沢山あって、
「対決」で細川勝元が悪者・仁木弾正をずばっと裁くところとか
もう爽快な気分になっちゃいました!
そんな感じで。
気にはなっていたけど敷居が高かった歌舞伎でしたが。
行ってみたら、見所沢山の面白いお芝居でした!
これももうちょっと行きやすいお値段だったらなぁ。。。
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