12月16日
Yちゃんにチケットをいただいたので、
奈良県立美術館で開催されていた、
生誕120年記念 シャガール -愛と自然の讃歌- に行って来ました!
奈良市内なんて10年くらいぶりです。
でも、鶴橋で近鉄に乗り換えて奈良まで約30分。
意外に近いやんーー!
こんなに近かったのなら、また行かなくっちゃね。
博物館はよく行くけど、絵画の展覧会ってそういえば初めてに近くて
わたしなんかに絵画の良さがわかるのかなぁってちょっと心配だったけど
意外にも本物の絵画はやっぱりホンモノで。
ストレートにシャガールの書かずにいられない気持ち、とかが伝わってきて
めーーーーっちゃ感動しました。
特に気になった作品。
「バラ色の恋人達」
シャガールが後に妻となったベラとのラブラブな時期に書かれたもの。
文字通りバラ色の背景の中で抱擁しあう恋人達。
彼の手は、その体格からみるとちょっと小さくて違和感があるんだけど、
でもそんなことはお構いましに、
その手からものすごい愛情とか優しさが伝わってきて。
しばらく彼の手に釘付けになってしまった。
「誕生日」
この展覧会のポスターにも使われていた作品で、
花束を持った女性に、
その女性の上に浮いている男性がキスをしようとしているもの。
この前、Yちゃんと中吊り広告でその絵を見たときは
全然この絵のことを知らなくて、
二人してこの絵の状況とかシチュエーションとかを想像し合ってたんだけど・・・。笑
解説によると、シャガールの誕生日に
結婚前のベラが花束を持って尋ねてきたところで
彼はその嬉しさと愛しさの気持ちの高揚のままに
自分の体も宙に浮いて。
そして、ベラにキスをする。
ベラへの愛が溢れんばかりに描かれています。
間近で見ると、恋人達の幸せな時間がストレートに伝わってきて。
胸が痛くなりました。
「左右両岸の間のパリ」
シャガール第二の故郷ともいうべきパリの見所のモチーフを背景に
結婚式の様子が描かれたもの。
全体は青いトーンなんだけど、
新郎新婦の上には黄色い顔の女性と、緑の山羊。
シャガールにとって結婚式はとっても大切な日で、
花束とか山羊・牛とかバイオリンなどと並んで、何度も繰り返し使われるモチーフ。
最初の妻をすぐに無くしたあとに再婚もしているんだけど
彼の中で大切に何度も何度も反芻してたんだろうなぁ。
重力とは切り離されて描かれた、黄色い顔の女性は
暖かく新郎新婦を見守り祝福しているかのようでした。
とーーーっても幻想的。
「聖母マリアと幼いキリストの絵」←タイトル控えるの忘れちゃった。
聖母マリアは上に書いた女性と同じく黄色い顔で、
腕に抱いたキリストをやさしく見守っている。
彼の中での黄色は慈愛の意味を持っていたのかなぁ。
黄色の顔って現実的にはありえないし、気持ち悪そうなのに
全然そんな違和感もなく自然に受け入れられました。
彼が描く人物は、たいてい強い色で塗られているのに
どうしてそれが変じゃないのか、それが不思議。
他にもいーーっぱい気になる絵があったんだけど、
どの作品からも彼の愛情の強さ(家族への愛、故郷への愛、自然への愛)が
伝わってきました。
今のわたしにはちょっと切なすぎるテーマだったんだけど。笑
でもでも、ほんとここまで心を揺さぶられるとは思わなかった。
こんなにもたくさんの作品が見れるとも思ってなかったし。
これだけの数を世界各国から集めてきたって凄すぎ!!!
学芸員さんの仕事ぶりに感謝です。
そして。
Yちゃん、チケット譲ってくれてありがとね![]()
展示を見た後に、ミュージアムショップ(?)へ。
今日が最終日で図版は売り切れてしまってたのが残念です。
くやしいので、小さな額に入った絵と数枚の絵葉書を買っちゃった。
そんなこんなで3時間半以上かかって全部の作品をじっくり見たら。
外は日が暮れかかってました。
せっかくなので、ついでに興福寺の国宝館も駆け足で見学してきました♪
国宝の、あの有名な阿修羅像
とか、木造天燈鬼・龍燈鬼立像
とかが見れたよ!
学生時代、仏像の講義を一生懸命聴いていたのを思い出して
時代ごとの仏像の特徴を考えながら観察するのはとっても楽しかったー。
また改めて奈良に行きたくなりました♪
おまけ。興福寺の五重塔。

