術後・・・。


これはこれは、恐ろしいというか、麻酔の覚めるときから意識が出始めると
いろんなことに気が付きます。
とにかく、熱い。
熱が出ているんですね。やっぱり切るもの切ってますから、体の細胞たちは戦っているのです。
そして、体が動きません。硬直状態。かろうじて手は動くと言った感じ。


夜、何度も看護師さんが見回りに来てくれました。

まずは酸素マスクが外れました。
寝がえりすらできないので、
看護師さんに背中に枕を入れてもらったり、氷枕をしてもらったり、


術後はまだ水が飲めないのでうがいをさせてもらったりしてました。
肩がとても痛くて、電気あんかをお借りして温めてたりしてました。

今までに無いような感覚だったので、どうしていいのかわからず
『暑い』『肩痛い』『お腹が痛い』としか具体的なことしか伝えられず、
なのに具体的に、こうしましょう、と言ってもらえ
とても、安心感を得ることができました。

この時ばかりは、ほんと、看護師さんがいないと何もできない私でしたから
ナースに惚れてしまう男性の気持ちがわかりました!




気がつけば、膀胱に管がつながれていて、尿は自動的に排出されておりました。
どうやら麻酔の効いたあとの手術前に管はつながれていたらしい。
(てーことは、私はすとーんと落ちたときに見えていた人たちの前で脚を開いていたのか?(〃▽〃))

この管の感触は私はとても嫌だったのですが、筋腫の手術をした同室の人は
これがあったほうが楽だったと言ってました。個人差はあるものです。


翌朝、とにかく膀胱の中の管を抜きたくて、
でも、抜くためには自分でトイレに行かないといけないので

かなり無理やり起きて歩きました。


とはいえ、腰を押さえながら、ゆっくり、ゆっくり、牛歩のように・・・





一人でトイレに行けるということで、で、ようやく管から解放。

その分、トイレに行くときには必ず、尿の量を測らなければなりませんでした。
500mlの計量カップにいつも測ってました。

最初は50mlにも満たない量でしたが、水をたくさん摂取したので、

その分どんどんと尿量も増えました。



どうやら、私の硬膜外麻酔はあまり効き目がなかったみたい?で

さっさと抜かれておりました。


おかげで、ロキソニンを規定量のギリギリまで飲んでました。

術後はベットの高さを上げてもらってました。

結局夜は下げましたが・・・・腹腔鏡にて手術した方は、ベット上げたままでしたね。

腹腔鏡の手術の場合、お腹にガスを入れて膨らましているらしく
そのほうが楽みたいでした。






術後1日目は一晩越えたので、落ち着きはじめました。
疲れたら寝て、起きてトイレに行って
ぼ~っとしてテレビ見て、また寝るって感じの生活でした。

手術着からも解放され、温かいタオルで体をふいたので、とても気持ちよかったです。

術後1日目の夜は4人部屋であるにもかかわらず、一人だったので

夜も22時から就寝時間でありながらテレビを見てました・・・。
手術後24時間以上たつとかなり落ち着いておりましたの。
夜も比較的よく眠れました。




看護師さんと、両親と、私の4人で歩いて手術室へ向かいます。
ストレッチャーには乗りませんでした(^∇^)
(まっ帰りは乗っていたらしいですが・・・本人記憶なし)

そして、手術室の自動ドアが開き、ここで両親とはお別れ。


心配かけまいととりあえず、手を振ってお別れしました。


手術室の入口では受付のようなものがあり、そこで受付を済ませます。

しばらく入口の椅子に座っていて、手術着を着た看護師さんが迎えにきてくれました。


で、また歩いて手術室へ。


狭い廊下から広い廊下へ、そこはなんだか未知なる世界。
ワゴンのようなものが多くあり、なんだか給食室みたいな、
いや、スーパーの鮮魚コーナーの裏側?そんな風景でした。


広い廊下にはたくさんの部屋が隣接していて、その一つに通されました。
その部屋はベットと照明とある以外は何にもない部屋でした。(もしかしたらあったかも)

まず、狭いベットにT字に近い形で寝ました。
看護師さん二人の自己紹介。Nさん、恰幅の良いベテラン看護婦という感じ。
Iさん、たぶん若いのではないかなぁ?目鼻立ちのくっきりした感じの人でした。


ベットに寝かされて麻酔科のK部長さん登場。
「麻酔科のKです。これから麻酔を打ちますね~」といわれ、横向きになるよう指示。
背中に消毒がかけられ、ちょっとひんやり。まずは硬膜外麻酔をします。
思っていたほど痛くもなく。

その時、ちょうど時計が見える位置だったので
14時40分だったのが記憶にあります。


手に酸素量を測るための装置をつけ、血圧計もつけられました。
ドキドキ。
手術着をはがされ、タオルをかけられる。ちょっと寒くてその旨伝えると
さらにタオルをかけてくれました。Nさん、今日はなんだかすーすーするね。
Iさん、そうですね~。
Iさんの手も鳥肌立ってたしね~。


Nさんから、手術終わった後、T字帯反対になっているからね~と言われました。

病棟看護師さんに手伝ってもらわずに着替えてたから反対だったのかな?と思いました。
ちょっと恥ずかしい。

足元の少し離れたところで、執刀医の先生がスタンバイ、でもかなりリラックスしている感じ。
準備運動的に身体を動かしてましたの。


照明の電気がともり、酸素マスクをはめました。
酸素がきます~と言われ、なんだかうまく呼吸できず、むせる私。
大丈夫と二人に笑顔でかえされて、
照明と3人の顔がちょっとだけ遠くに、回っている感じがして
「回っている感じがします」みたいなことを発したような記憶があるのですが・・・・・


そこからは、すと~んと記憶がありません。






それからはもう、術後です。


何度か呼ばれている記憶があるのですが


目の前が明るくなる感じがして、一瞬だけマリコメッタのお花の柄のようなものが見えたような・・・


気が付いたらベットの上で、激痛が走りました。そして吐き気。


痛たたたたたた・・・気持ち悪い吐く!と叫んでいたような。叫んでたと思います。


執刀医の先生が座薬打って~、痛み止まるから~と指示した声と
座薬を注入した感触は記憶にあります。


それからしばらくしたら、両親がベットサイドに居て、何時か聞くと
17時30分でした。


とにかく体が重たく、動けなくて、体中が熱い状態でした。
でも異常に眠たい。


私が意識を回復する間、両親は執刀医から摘出した筋腫を見せられ
どういう手術をしたのかという説明を受けたらしい。
私も筋腫見たかったな・・・
父曰く、すごかったと。
リュープリンで小さくしたとはいえ、8センチぐらいあり
子宮と同じぐらいの大きさと説明されたそうです。
割って中身も見せてもらったそうです。
中身は白いブドウのようなつぶつぶがたくさんあったそうです。
母は以前、叔母の卵巣脳種の手術に立ち会ったこともあり、
そうでもなかったのですが
父はそういったことが初めてだったので、
眉間にシワを寄せながらすごかったと話してましたの。



両親と再開後、時間も時間だったので、もう大丈夫だから~と話し
そこからまた寝てました。


いつからか酸素マスクをつけていました。


こうして、無事、筋腫の摘出手術は終わったのでありました。






入院初日。

手術の前日でした。

13時30分に入院受付へとの指示。

両親、張り切ってしまって12時には病院に到着。


どこかファミレスにでも入ってゴハンしようかと話していましたが

なんだか食べる気もせず、なんだか緊張していたのかもしれません。

結局病院内のカフェでホットドックとドーナツとカフェオレで昼ごはんとしました。


時間が余ったので、13時には入院受付へ。

手続きをして病棟の看護士さんがお迎え。

病室に案内されます。


4人部屋の窓際。

既に2人の人たちが病室にはおりましたが、

カーテンしめていらっしゃったので、ご挨拶はせず。

(あとからしましたけどね)

病室担当の看護師さんから病棟内の説明を受け、

寝巻に着替えてくださいと言われ着替え、

後は夕方におへそとアンダーヘアのお手入れをしますとのこと。

シャワーも予約を取ってもらったので

それまでは自由にしてください。とのことでした。

ずっと両親に居てもらうのもなんだしなと思い

両親には大丈夫だからと言い帰っていただき

その後、パジャマに着替えたら、なんだか気持が病人?って思えて

おかしくなってました。

天気のいい暖かい日だったので、窓辺のベットは暖かく

緊張がほぐれたからかなんだか眠くなってきて、2時間ぐらいお昼寝しました。


夕方、看護師さんに呼ばれて、おへそのお掃除とアンダーヘアの手入れを

してもらいました。

アンダーヘアはすべて剃られると思っていましたが

なんていうのかな・・・あごひげだけ残した状態でした。(笑)


シャワーを浴びてさっぱりし、18時なんて普段の生活ではありえない時間の

夕食を済ませて、テレビを見て、ラウンジと呼ばれる病室以外にくつろげる広間があるのですが

そちらで、友人に入院報告をしてました。

21時以降飲食禁止と言われていたので、ゴハンが足りなかったらと

おせんべいとお茶と買っていましたが、お茶だけ飲んで

21時に下剤を飲み、22時に就寝となりました。

夜は眠れたか眠れないかよくわからない感じでした。

ナースステーションが近かったことなどもあり、少々耳触りだったかも・・・

でもやはり緊張してたのか、と思います。

夜中何度か目は覚ましてトイレに行きましたが下剤は効き目はありませんでした。


起床時間、6時を過ぎ・・・

特にチャイムがなるとかそういうのもないのですが

看護師さんが6時過ぎに現われて、お通じの状態を確認。

浣腸することとなりました。

ちょっと我慢していてくださいね・・・・・とはいえ、1分たりとも我慢できず、

トイレ直行!即排出、スッキリ!

7時半ぐらいからシャワーを浴びてサッパリ。


そんなころに執刀医の先生現われて、切るところしるししますね~。

マジックと定規で7センチ、三か所点を書いてくれました。

まじまじと、ここにメスが入るんだと確認。


向かいのベットの人は朝一手術の様子で

9時ちょっと前には病室を出て行っていた。

9時過ぎから点滴。栄養補給です。点滴台をお供にして、ラウンジに行ったり、本を読んだり。

でも、本を読んでもなんだか身に入らず・・・・

雑誌も料理関係のものしか持ってきていなかったので、

これはいやだなと思い、文字のいっぱいあるものでしたが

気分転換にと後輩がくれた本が、ちょっと気分転換になりました。

あとは外を眺めてたかな・・・あっ、そういえば、寝てた。

13時少し前に、手術着に着替えました。T字帯はなんだかふんどしのよう。

足には肺血栓塞栓症(肺塞栓症)予防のため靴下を履きます。

メディキュートみたいな靴下でして、血流に血栓を出来るのを予防するために履きました。


両親は13時過ぎに立ち会い出来てましたが、

まだ手術とは言われず、両親ととりとめのない話をしながら待っておりました。

14時30分、病棟の看護師さんが、手術行きますよ~と呼びに来てくれて

いよいよ、手術室に向かうこととなりました。





☆★青空のすごろく★☆-20100501092128.jpg

一応、住所は東京都。
東山梨市と言っても過言ではない。
(山梨の方々ごめんなさい)

術後2度目のお散歩。
のんびり一人、たらたらと一時間ほど歩きました。
通勤ラッシュとは大違い。
たまにはのんびり深呼吸します。

私にとって手術、入院というのは生まれて初めてのこと。


とりあえず、自分用の記録みたいになってしまいそうですが、


これから子宮筋腫の摘出手術をする方のためにも、ブログに残しておけたらな


と思い、ブログを書こうと思います。




私の場合、手術直前に病院を替える、替えなきゃいけないできごとがあり


ばたばたでした。


そのことについては以前ブログにも書かせていただきましたが


思い出すのもつらいことなので、アメンバーの方のみに伏せておきます。


転院して、即、手術日が1か月以内に決定しました。


そこから、入院まで2日間、術前のための検査を受けました。


術前前に受けた検査とは


・血液検査

・尿検査

・心電図検査

・レントゲン検査

・呼吸機能検査


血液検査や尿検査は普段の健康診断となんら変わるものではありません。


呼吸機能検査というのは肺活量を調べる検査でして、口にプラスティックの器具をくわえ


吸って、吸って、吸って・・・・・・・吐いて吐いて吐いて・・・・といった感じでした。


要領を最初得てなくて、やり直しとなりました。




麻酔科手術前診察というのもありました。


麻酔科の医師の方の診察の前にビデオを見させられました。


手術の際の麻酔をどのように行うのか、術後のこととかのビデオでした。


このビデオは麻酔のこともそうですが、術前麻酔を打つ時やその後の様子、


術後どういう形で進んでいくのかなどがわかり、術後はとても参考になりました。


術前までは恐怖に思えたんですけどね・・・


その恐怖に思えたというのは


私の場合、硬膜外麻酔という全身麻酔の補助的な役割をする麻酔を打つことになったのですが


最初は脊髄に麻酔するって恐怖心しかなかったのです。


麻酔科の先生にも脊髄に麻酔するというのはデメリットもあるのでは?


失敗することもあるんでは?などなど矢継ぎ早に質問しました。


硬膜外麻酔をすることによって、全身麻酔の量を減らせる、術後の痛みをやわらげることにより


術後の回復を早くするというメリットを聞き


デメリットは万が一、失敗したら、全身麻痺などの恐れもあることも聞きました。


同じ手術をする人でも3割ぐらいは硬膜外麻酔を受けないそうです。


失敗するとしたら、麻酔を打つときに動かなければ、そう失敗することはないとのことでした。


ちょっと迷ったのですが、全身麻酔の量が減らせるということが早期回復にもつながるということで


硬膜外麻酔をする決心をしました。



あとは看護婦さんからの説明。


持ち物や当日の流れや入院時間の説明などなど。



持参したものは


・健康保険証、診察券

健康保険限度額適用認定証(高額療養費申請手続きを事前にしておくと

                   窓口での医療費支払い金額が軽減されるというもの)

・入院申込書、同意書、麻酔の同意書

・印鑑(同意書などは事前に印を押していたので必要なかった)

・着替え(パジャマは前開きのものと指定)

・下着(生理用のショーツは数枚持参すべきだったかも)

・タオル(大1枚、小4枚、ハンドタオル2枚)

・石鹸、歯磨き、シャンプー、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、耳栓、アイマスク

・スプーン、フォーク、箸、湯呑み、コップ、ストロー、ペットボトルにつけられるストロー

・筆記用具

・スリッパ

・T字帯

・ナプキン

・リップクリーム

・ひざかけ

S字フック

・文庫本3冊

***色で示したのは筋腫の手術の先輩、まきろんさんのブログを参考にしました。

***色で示したのは会社の知り合いから知りえたものです。




【ウエットティシュ】

さみしがりな部分もあり4人部屋にしましたが

4人に1つの洗面台のため、洗面台の近くの人に配慮して

病室外の共有洗面所をメインに使ってましたので

ウェットティッシュはちょっとしたときに便利でした。



【耳栓】

4人部屋の場合は必需かも・・・

手術日が異なる日だと、手術直後の麻酔明けのころは

スゴイいびきをかきます。人のいびきで眠れないことも多々あり・・・

昼間でも面会の人がいたりすると、なんだか落ち着かないし

耳栓はとても役に立ちました。まぁそれでも眠れない日はあったけど。



【湯呑み代わりのサーモマグ】

食事の際にお茶をいただけます。

お茶から食事の配膳まで時間があったので、冷めなくて済むというのと

お茶がたくさんもらえたということで、サーモマグは持参してよかったです。



【スリッパ】

わざわざ買わなくて良いです。使い古しでOK

病院内のトイレも行くし、結局使い古しを持参して、最後捨てて帰りました。



【リップクリーム】

麻酔をかけられている時は、呼吸も止まってしまうので気道に機械をいれて

呼吸を機械で行います。よくテレビドラマとかでも口にくわえてますよね、あれです。

(ただし、麻酔が終わると抜くので、私の場合、気道に何かいれてたというのは全く記憶にありません)

そういったものをしているので、とてもとても唇が乾燥します。

酸素ボンベが外れたら、めちゃくちゃ塗っておりました。



【ひざかけ】

お見舞いの人が来て、病室の外で会う時や、診察を受ける際の待ち時間に使っておりました。

今年は春なのに、寒かったのでとても役に立ちました。





当初、10日間ぐらいと言われていたので


いつも使う2泊3日用のキャリーでは足らず、結局他のバックも使いました。


また、エコバックも色々の持ち運びに便利でしたね。


荷物の運びには両親を車で呼びつけて、運ばせてしまいました。


(すいません)



しばらく家を空けることとなるので、


病院に行きがてら、クリーニング屋さんに寄ってもらい


冬物のコートとか(これについては入院時期がずれていたら失敗でした)ラグとか


出してきました。



そんな感じで入院しました。