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今回のタイトルは、「ピアノクイズ☆作曲家ダカンを知っていますか?」です。
正解は、「かっこう」を作曲した人です。「かっこう」は、ドレミ楽譜出版社の「ピアノ名曲110選」に収められているので、ご存じの方が多いと思います。
それなのに、ダカンさんの名前は知られていませんね。
ルイ=クロード・ダカン
ルイ=クロード・ダカン(1694年 - 1772年)は、フランスの作曲家、オルガニスト、チェンバロ奏者として知られています。
彼はパリで生まれ、音楽的才能を早くから発揮しました。
幼少期からその才能は注目され、わずか6歳でオルガニストとして活動を始めました。
ダカンはその後、フランスの音楽界で重要な地位を築き、多くの宗教音楽や世俗音楽を作曲しました。
「かっこう」について
ダカンの代表作の一つである「かっこう(Le Coucou)」は、彼のチェンバロ作品集「新しいクラヴサン曲集 第1巻(Premier Livre de Pièces de Clavecin)」に収録されています。
この作品は、カッコウの鳴き声を模倣した軽快なメロディーとリズムが特徴で、非常に人気があります。
カッコウの鳴き声を模倣することで、自然の音を音楽に取り入れるユニークな試みとして評価されています。
ピアノで弾く際の注意点
チェンバロの曲を現代のピアノで演奏する際には、楽器の違いを理解し、チェンバロの音楽的特徴を尊重することが大切です。
- 軽やかで均一なタッチ
- 控えめなダイナミクス
- 明確なアーティキュレーション(スタッカート、テヌート、スラーなど)
- 適切な装飾音の扱い
- 5本の指を均等に使う
- ペダルの控えめな使用
これらを心がけることで、チェンバロの曲をピアノで美しく演奏することができます。
まとめ
ダカンが活躍したのは、バッハとほとんど同時代ですが、ダカンはフランスで、バッハはドイツで活動していたため、音楽的な交流は無かったそうです。
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
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