メモニュースよりメモ


「朝は寝床でグーグーグー」?――。29日から始まったNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が冴えないスタートとなった。

 
ビデオリサーチの調べによると、初回の平均世帯視聴率が、関東地区14.8%、関西地区10.1%で、07年の「どんど晴れ」(14.9%=関東)、09年の「ウェルかめ」(11.8%=関西)を下回る過去最低記録を更新したのだ。


「ゲゲゲの女房」は、妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる氏の妻・武良布枝さんを主人公にした物語。女優の松下奈緒が主役を演じ、NHKは48年ぶりに放送時間を15分繰り上げて午前8時に変更。放送前から番宣で大々的にPRするなど、力を注いできた。


「題材となった『ゲゲゲの鬼太郎』は大人から子どもまで幅広い層に人気があるアニメです。作者の女房が主人公とはいえ、アニメ人気の取り込みを狙ったのは間違いない。近年、苦戦が目立つ連ドラの立て直しを図ろうとするNHKの意気込みが伝わってきただけに、担当者はさぞガッカリでしょう」(放送業界関係者)


NHK広報部は「内容には自信を持っている。半年間、じっくり楽しんでください」と自信マンマンなのだが……。放送ジャーナリストの小田桐誠氏はこう言う。


「NHKに限らず、連ドラは民放でも苦戦が続いている。視聴者の生活様式が24時間化していて、決まった時間、パターンで生活する人が減っているためです。さらに番組制作の均質化がある。ドラマでもバラエティーでも、何か当たるとテレビ各社が皆、二匹目のドジョウを狙い、キャスティングやストーリーをまねるため、視聴者が飽きるのが早いのです。NHKは主役に新人を起用するなど変化を試みているものの、キャスティングのダブり感は否めない。視聴者にワクワク、ドキドキ感を提供できていないのです」


放送は9月25日まで。果たして視聴率はそれまでに「楽しいな」という結果になるか。


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