レアで仕上げた鮪の天ぷらを
天丼で楽しめる専門店です
このお店を知ったとき
鮪天丼という
非常に魅力的なメニューではありますが
お店自体にセンサーは全く反応しなくて
ずっとスルーのつもりでした
しか〜し
たまたまこのすぐ近くのお店で
別の天丼を食べるつもりが
その日は大将がまさかの出張料理で休業
こういうときはセンサーよりも
神のお告げの可能性を感じて訪問します
メニュー
天丼は二種類です
メニューの裏面は
お店のコダワリとか
美味しい食べ方とか
こんな感じで
理屈でもガンガン攻めてくるところは
達人は
その料理にシェフの自信のなさを感じてしまう
おそらく
センサーが反応しなかったのは
こういうところかなと
ジャーン ！
期待はしてないが特上でいきましょう！
しか〜し
この天ぷらの仕上げ方
達人スルーのこれも大きな理由でした
さらに
細かいことをいえば
黒い丼のセンスも
達人の美味しいお店理論に外れているという
予想外通りの展開ですが
微かな希望を信じていくしかない
鮪
手前が本鮪
後がバチ鮪
ホタテ
茄子
デフォでは紋甲イカですが
イカの代わりに茄子なので二つです
ニンジンの天ぷらは
まさかの現代の名工スタイルです
本家と比べるとなんちゃってですが
そして
アスパラと大葉
達人目線だと
この野菜の天ぷらのクオリティが
美味しそうに見えなくしている
大きな原因のひとつににも思えます
達人なら
野菜はなくして代わりに半熟卵天
" 鮪の天ぷら天丼 "を
もっとシンプルに追求したものにします
塩と山葵が付いてきて
さらに
天茶用のダシ
ダシチェックで
美味しいものは上からみても美しい
では
May the Force be with me!!!
まずは
本鮪をそのままでいきましょう
うーん
見た目通り
まだ美味しい天ぷらとしては
完成されてない感じがする
タレチェック
九州醤油なので甘めが独特です
九州醤油は
最近東京で提供するところが増えてきてます
それがまた
東京で美味しい天丼を食べ歩いていると
違和感が
次は
お店の指示通り山葵醤油で
醤油で食べてると
さすがにうんめ〜です
でも
わざわざ鮪の天丼にしたものを
醤油で食べさせるというのは
そもそもそこが
天丼としては料理が完成されていないと思うのだが
そして
だからタレのかかってる野菜の天ぷらは
この天丼には必要ないのです
最後のひとつは遊びながら
なんとか美味しく食べようと
必殺アンダーザライス
やっぱり微妙ですが
でも
わかったことは
もし本鮪をちゃんとした天ぷら屋さんがやったら
衝撃的な美味しさになることは間違いないかな
バチマグロ
お、本鮪より
天ぷらとしてはこっちの方がまだ完成してる
ホタテ
ナス
アスパラ
ホタテを山葵で
バチマグロを山葵で
天茶タイムは
バチマグロだけで勝負
けっこう美味しそうだが
微妙〜
そもそもタレのかかった
ご飯で天茶はやりたくない
そして
この厳しい戦いの達人の締めは
苦し紛れの野菜天バラ
カメリアレッドで
もしかしたら
もっと美味しくなれるかと思った
思った通り自分には合わなかったな〜
自分の美味しいベクトルとは
全部逆に向かった天丼
正直
このままでは
銀座ではちょっと難しいのではないかと
せめて
野菜はなくして
その分安くした方が可能性はあります
さらに
行列を作りたいなら半熟卵天を
このままのスタイルでいくなら
地方の巨大ショッピングモールの
フードコートへの出店なら
このセンスとクオリティでもイケるかも
でも今回は
鮪天丼という新しいチャレンジには敬意を表して
ゴー！ゴー！ゴー！
それに
期待しないでいくと楽しめるかも
一つだけ確信できたのは
近藤さんあたりのセンスで
本鮪の天丼を作ったら
衝撃的に美味しいものができるでしょう
しかし
食べ歩きに関しては
やっぱり
神よりセンサーを信じよう
