上映開始してすぐくらいに観に行った、映画「美女と野獣」 字幕版。

 

数日後に吹替版を観に行くので、その前に思い出しつつ感想を書きます!

 

 

 

私の「美女と野獣」歴は・・・

ミュージカル→アニメ→今回の映画。

 

そんな私の感想です。

基本、ミュージカルと映画の比較を交えての感想になると思います。
ネタバレを含みますのでご注意を!







 

 

映画「美女と野獣」 字幕版 感想

 

とにかく とにかく映像が美しい映画でした。
出演者も、建物も、景色も美しい!


この映画で一番印象に残ったのは、

ベルと野獣のダンスシーンでも、ビーアワゲストでも、ガストンの酒場のシーンでもなく・・・

 

王子が野獣に変わる、冒頭のシーンでした。

 


冒頭のシーンは、ミュージカルをさらに深めた感じ?

というか、王子のわがままさ、思いやりのなさが、より分かる演出に。

(あ、このシーンで後のタンス夫人が歌っているので、なおさら濱田さんのタンス夫人を観たくなったのでした。)



お城のダンスパーティ中、

老婆がやってきて王子に休ませてほしいとお願いするけれど、

王子はそれを拒否!

老婆が美しい魔法使いに変わり、王子と召使いたちに魔法をかけてしまう。


基本的な流れはミュージカルと変わらないけれど、

「お城のダンスパーティ中」
というプラスの要素が私にとってはすごく重要で、美女と野獣の世界観を深めてくれました。

 

 

王子は、華やかな装いでパーティをしていて、そして女性にモテモテ。

選びたい放題。(ミュージカルのかわいいビーストからは想像できないww)

本当に甘やかされて育った感じ。

自分大好きそう。鏡をいつも見てそうな人。笑

 

そんな美しく華やかな王子が、野獣になってしまう。

 

このギャップをしっかりと感じられたことが、映画の一番良かったところかもしれません。

(他にも良いところはたくさんあったけれど、ミュージカルメインの身としては)

今後ミュージカルを観るときも、より世界に入り込みやすくなりそうです。


王子は顔を白く塗って化粧をしているので、

「あ、こうゆう世界観のお話なんだ!」「こうゆう貴族的な時代なんだ!」と知ることができて面白かったです。
 


こうして魔法で姿を変えられただけでなく、
お城の存在を忘れ去られ、関係があった人たちの記憶も消されてしまったのでした。

ミュージカルではそうゆう見せ方はなかったような?


冒頭のシーンは、ミュージカルだと言葉の説明がメインなので、「ふーん」くらいに思ってたんですが、

映画では映像でより分かりやすくなっていたりプラスの要素があったりして、

「あ、こうゆう人だったんだ」「これは自分が野獣になったらショックだわ」と想像しやすくてよかったです!

 

 

・・・と、冒頭のシーンで自分的に吸収することが多かったので、印象に残っています。



次によかったのは、ベルの母親関連のシーンかなぁ。

これもミュージカルにはないエピソードなので、感情移入しやすさがアップ!

映画だけの裏話というか…物語を掘り下げる感じの場面が多かったのは、すごく良かったです。

 

 

 

映画で追加されたシーンの話ばかりしましたが、

基本はミュージカルそのもの!

と感じる場面が多く、楽しんで観ることができました。


曲は、ミュージカルにあって映画にないもの、逆にミュージカルになくて映画にあるものがありました。
アニメは覚えていないので比較できないです。(新装版のDVDを買ったのに!)、

 

「愛せぬならば」は別の曲に変わっていたかな?


あ、ビーアワゲストが、思っていたよりも寂しい感じでした。

あのシーンは、3D上映向きかもしれません。

ミュージカルのほうが断然華やかで楽しかったです。

 


ベルが、人間に戻った王子の目の色で、野獣と同一人物だと確かめるところがステキでした。
映画ならでは。

 

全体を通して、魔法のバラの存在感が薄かった気がします。





さてさて、

ベル役のエマ・ワトソンは、美しすぎました。
 

村娘感はしっかりあるのに美しい…

スカートの裾を片方捲くっている?というおかしなスタイルなのに、おかしくない!笑


エマ・ワトソンの美しくも内側の強気さを感じさせる外見が、美しいけど変わり者のベル感をしっかり表していました。
そして強気&ロマンチックなところも。
アニメのベルには似ていないけれど、本物の人間になったらこうゆう感じなのかな?と違和感がなかったです。


美しいと言えば、王子(ビースト)も美しかった!!
人間の姿の時は、「いや、ちょっと美しすぎでしょ!」って言うくらい。
そうゆう設定で、かつ本当に美しいものだから、それが野獣になったときの彼につながるんですよね。


個人的には、ミュージカルと違って文字を読めるビーストが、「高等な教育を受けて・・・」と話すところにニヤッとしました。
王子感があって、そっちの方が自然かも。


ベルもビーストも、コッグスやルミエールたちとの関わりは少なめかな?


あ、ガストンもイケメンでした。

(基本的に、ガストンに興味なし。笑)
 

 


感想を書いていて気づいたのですが…
劇団四季の「美女と野獣」の完成度って、すごく高いんじゃないか!?笑
 

あの世界観も迫力も楽しさも…映画がミュージカルを超えたとは感じなかった私。

映画もミュージカルも観たほうが、どちらも楽しめるからどっちも観たほうがいい派(?)です!


それぞれに長所短所があると思うから、どっちが勝つとかじゃないんですけど…
ただ、映画がよかったと感じるとともに、劇団四季の「美女と野獣」のすごさを感じたのでした。
 

「劇団四季の"美女と野獣"はすごいらしい!」

って感じですよ。

 

 

 

CDは、悩んでいたのにまだ買っていないです。

吹替版を観たら、買ってしまいそうで怖い・・・

 

エマワトソンが何かの授賞式で、歌に苦労したって言ってましたね。

たしかに、得意ではないのかな?とは思いました。

(下手とかではないけど、耳がミュージカル慣れしているので)

 

CDは、2枚組と・・・

 

 

 

 

 

1枚の。

 

 

 

 

買うなら英語かなー?

でも濱田さんの歌声をプレイヤーに入れておきたい気もします。