2016年12月11日に開幕した「ノートルダムの鐘」。

1カ月以上経って、初観劇です。

 

そして、観てからさらに1ヵ月以上経ってのレポ・・・。

来週また観に行くので、その前に書かねば!と思って慌ててまとめました。

 

いつも、観劇日から2日以内に感想をメモしておくのですが、そこからブログに持ってく作業を忘れがちです。

twitterで思いつくままバーッと感想をつぶやくのもいいけれど、
あとで振り返りたいときに、ブログってやっぱり大切。

 

もうすぐCDも発売されるようですしね・・・

カジモドは誰なんだ?とか調べてないので、レポの後にCDのことをちょっと調べて載せます。

 

ということで、まずはレポいきまーす。

 

 

1月28日(土) ノートルダムの鐘 マチネのキャスト

カジモド:田中彰孝
フロロー:芝 清道
エスメラルダ:岡村美南
フィーバス:佐久間仁
クロパン:阿部よしつぐ

【男性アンサンブル】
鈴本務
安部三博
小田春樹
小出敏英
高舛裕一
平良交一
佐藤圭一
吉田功太郎

【女性アンサンブル】
平木萌子
久居史子
吉田絢香
小島由夏

【男性クワイヤ(聖歌隊)】
永井崇多宏
柳 隆幸
見付祐一
日浦眞矩
佐々木純
澤村楽人
井上隆司
和田ひでき

【女性クワイヤ(聖歌隊)】
遠山美樹
辻 奈々
土居愛実
小林未奈子
谷 明実
河村古都
吉田瑛美
秋山知子

 

こうしてみると、出演者が多い!!

「クワイヤとアンサンブルをわざわざ分けるの???」と観るまでは思っていましたが、観て納得!

 

ほんと、良い作品でした・・・。

 

誰一人として欠けてはいけない、それぞれが作品を作るために必要で重要!

そう感じる作品でした。

 

 

今ではカジモドローテ(笑)にしっかり組み込まれている田中さんですが、

実はこの週に田中さんカジモドがデビューしました。

私が観に行った日は、田中さんカジモドが2回目の出演日。

 

 

ちなみに、私の「ノートルダムの鐘」という作品についての知識がこちら↓

  • ディズニー作品
  • ソンダンで李さんと井上さんが歌ってたな
  • ソンダンでのエスメラルダ役加藤久美子さんがかっこよすぎた
  • 鐘を鳴らす人?
  • 男性が主人公なのかな?

こんな感じで、本当にざっくり?しか知りませんでした。

あとは、劇団四季の舞台稽古写真くらい。

 

 

そんな感じの人が観た、感想です!

ネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


感想

最初から最後まで、面白い演出で引き込まれました。

 

あくまでも「ディズニー作品」だと思っていたのですが、
うーん、これは本格的というか・・・
リトルマーメイド、アラジンからの流れからすると、同じディズニー作品ではあるけれどチャレンジした作品だなぁと感じました。


リトルマーメイド等のハッピーエンド好き人間ですが、こうゆう作品を四季でやってくれるのが嬉しいです!!

ウィキッド同様、何度観ても考えさせられる面白い作品だと思います。
今回は初めてだったので、見えていた部分はごくわずかなので、
これから2回、3回と観ていくうちに、新たな部分が見えてくるんじゃないかなぁと思いました。


カジモドに変身する演出。

冒頭、背筋をピンと伸ばしたさわやか青年が、シンプルな演出でカジモドに変身。
ここ、引き込まれました!
シンプルな演出なのがまたいいです!!

 

同じディズニー作品なのに、アラジンとは全く違う面白さに惹かれます。
小説を読み進めるように、滑らかに物語が進んでいって、
「こうゆう見せ方もあるのか」「こうゆう伝え方もあるのか」と感心&感動でした。
 

大人向けのミュージカルだそうだけど、大きな鐘があったり、歌が多かったりで、子ども楽しめるんじゃないかな?

「アラジン」というド派手な作品があるからこそ、
ノートルダムの良さもさらに引き出されるのかもしれません。

 


歌が多いからミュージカルなんだけど、「演劇」の部分を強く感じる作品。
ハッピーエンドではないけれど、心に残る作品です。

 

 


ノートルダム観劇の少し前に、フランケンシュタインを観ていて、
ハッピーエンドでじゃない、重い、ぬぉぉぉってなるような作品だったんです。
(面白かったのですが、重かった・・・)

 

ノートルダムも同じくハッピーエンドではないのですが、後味の悪さがないというか・・・
観終わった後に清々しさを感じたのはどうしてだろう?
不思議な作品でした。
あの始まり方と終わり方だからかな?
観客にストレートに訴えてくるからかもしれません。

 

私としては、ノートルダムの後味のほうが好きかな。
辛いの・痛いの嫌いなのでww

 

 

田中彰孝さんカジモド

あ、カジモドってこうゆう設定の役なんだ!と驚きつつ、

田中さんのカジモドは、デビューしたてとは思えない完成度でした!

予備知識も少ないし、比べる対象がないので正しい評価かは分かりませんが、

その状態の私がすんなり入り込めるキャラクターだったというのが完成度が高い証拠だと思います。
完成していたけれど、タイミングを見計らっていただけなのかな?

 

常にあの姿勢で、あの手の動きで、 しかもそれが普通なように演じなくてはいけない。

1公演で相当なエネルギーを使いそうです。 

 

カーテンコールでは、劇場全体の空気を味わってる感じがしました。 

カジモドは俳優さんによって表現が異なる部分が多いようなので、全員観たいです。 海宝さんはしばらく無理かな・・・

 

 

芝さんフロロー
もう・・・芝さんはこうゆう役似合いますね。

エビータのチェとか、ジーザスのユダとか。

 

エスメラルダと出会い、抑え込まれた欲望があふれ出ていく様子、それと戦う姿。

エスメラルダに的確に指摘されてカッとなるフロローは、とても人間的でした。

不思議と「狂った」という感じはしないのだけど、フロローの「狂気」を怖いくらいに感じました。

フロローの存在が、カジモド・エスメラルダ・フィーバスを引き立てます。

 

 

岡村美南さんエスメラルダ
美しかった・・・です。

踊り子なので、ダンスはもう一息!

 

「エスメラルダ」の私のイメージは、ソンダンの加藤さんが演じていた

サバサバ・強い女・流されない・信念・情熱

みたいなイメージだったので、それとは少し違いました。

 

岡村さんは、強さの中に女らしさや優しさ、柔らかさがある感じがします。

エルファバの時もそう感じたので、これは岡村さん自身が持つものなのかな?

 

もう少し情熱的な部分を押し出してもいいのかなと思いました。

 

 

佐久間さんフィーバス
長身イケメン…だと思うのですが、顔がタイプじゃないので入り込めなかったキャラクター。笑

観ていて感じたのは、「好青年の役って大変そう」でした。 

スカイ、ラウル、そしてフィーバス。 意外と難しいのかも? 

 

フィーバスをぜひ萩原さんで観たいです・・・

 

 

阿部よしつぐさんクロパン
作品のイメージを決める重要な役。

最初は悪人だろうと思って警戒していたのですが、あくまで仲間を思うリーダー的な立場で安心しました。

 

クロパンの声質で、作品の雰囲気が結構変わりそうです。

ワイスさんがやったらどうなるんだろ??

 

 

アンサンブル
石像が話す、面白い演出でした

石像のカジモドへの愛情が、目線からも伝わってきます。

チームワークが良くないと、どこかであの流れが崩れちゃうんだろうな・・・それぞれの動きが正確で、すごかったです。

 

 

クワイヤ(聖歌隊)
ずっと舞台上に存在して、時に人として存在し、時に背景の一部になり。

必要性をしっかり理解できるのは、もう少し先かもしれません。

 

 

吉田絢香さん
アンサンブルからピックアップ。

 

どうも、好きでついつい見ちゃってます。

エスメラルダのオーディションの最終選考に残っていたから、いつかエスメラルダをやるのかな?

少しキツイ感じの顔つきなのに、かわいいんですよねぇ・・・歌もうまいし・・・

カジモドへの愛情があふれています。

 


こんな感じでしたー!

毎度毎度、変な感想ですみません。

 

そういえば、今回作詞を担当したスティーヴン・シュワルツさんて、ウィキッドの作詞作曲をした方ですよね。
「物事を違う角度から見る」という共通点があるような。
こうなると、英語の歌詞も気になるところです。
(英語苦手ですけどね・・・)


 

劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」オリジナル・サウンドトラック

 
調べたところ、2017年3月15日(水)にリリースでした。
 

今回発売されるのは、東京公演キャストによる【通常版】と【豪華版】の2種類。豪華版にはボーナストラックの特典CDが付属され、通常版未収録のキャストによるナンバーや、カラオケトラックが収められています。

ライブレコーディングによって収録されたサウンド・トラック。舞台の臨場感そのままに、重厚なサウンドをお楽しみいただけます。ぜひお買い求めください!

 

通常版のカジモド役は、飯田達郎さん。

豪華版だと海宝直人さんカジモドが何曲か入っているようです。

 

通常版:3,240円

豪華版:3,780円

 

なので、こうなると豪華版を買ってしまいそうな気がする・・・